活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルソリューションWS 「ひびわれ壺」


震災のため延期になっていた「ひび割れ壺 〜子どもと自分のありのままを受け入れるには〜」のワークショップが、11月19日(土)に開催されました。

みなさんが待ち望んでいたこのワークショップは、「ひび割れ壺」の本の朗読から始まり、参加者はそれぞれの思いを胸にじっと聞き入っていました。
この寓話では、不完全で欠点である「ひび割れ」と見えることも、その「ひび割れ」があるからこそ、それを活かして出来ることがあるということを伝えています。
ワークは、今までに誰かから自分の「ひび割れ」を活かしてもらったと思うこと、逆に自分が子どもやほかの人の「ひび割れ」を活かして何かをした経験を探すところからスタートしました。
そして、最後には数名ずつのグループに分かれての話し合いがありました。
参加者同志が今までの「ひび割れ」経験や今日の感想、これから家に帰ったらどうしたいかなどを聞いたり話したりして、しんみりしたりうなずいたり、終わるころにはあちこちから笑い声が聞こえてきて和やかなうちに終了しました。
外は雨が降り寒い一日でしたが、参加者のみなさんの心はぽっわっと温かくなって帰られたのではないでしょうか。

菅原からは、「日常生活に戻って”あるがまま”を受け入れるとどんなことが起こるのか、どんな良いことが起こるかを探して行きましょう。」という話がありました。
それを聞いて私は、子どものそして私自身の「ひび割れ」をよいも悪いもないあるがままの「ひび割れ」として受け入れられたら、なんだか良いことうれしいことが起こりそうでワクワクしてきました。そしてもう一度「ひび割れ壺」を大事に読み返してみようと思いました。

中込奈緒美





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