活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

第25回ハートフルクラブ


3月22日のハートフルクラブ「エニアグラムで学ぶ『人は9人9色』」に参加するために、 今にも咲き出しそうな桜並木を見ながら会場に向かいました。
満席の会場は、参加者の熱気でムンムン。
皆さんより多くを吸収しようとメモを取りながら熱心に聞き入っていらっしゃいました。

エニアグラムとは脳内物質の組み合わせによって、人は各々特徴のある気質を持って生まれるという性格タイプ分析です。
私も子育てでどうしたらいいのか分からない時にハートフルコミュニケーションに出会い、エニアグラムの講座を受講しました。
その時「そうかタイプが違うってそういうことなんだ」と一気に謎が解けた気がしました。
当法人代表理事・菅原裕子のユーモアたっぷりの解説に、うちの子このタイプかも?!と楽しみながらの講義でした。

エニアグラムについてはハートフルの講座で自分なりに学んできた私ですが、まだまだ自分のタイプもはっきりとつかめず、もっと知りたい!という気持ちで参加しました。
今回は新たな気付きがありました。
各タイプを本能、感情、思考の3つの面から分類する話の時、「あれ?私、ハートセンター(感情重視)だと思っていたけれど、ヘッドセンター(思考重視)かも?!」。
子どもたちが相談に来た時も、注目するのは子どもの気持ちよりも状況だったりして、息子はよく「もういいよ!」と拗ねていました。
「自分を知り、子どもの気質も知ることで自分と子どもの接し方・行動の違いを理解し、不要な摩擦の少ない親子関係を築くことができる。」
菅原の言葉ですが、「このタイプなのだからこうなる」などと決めつけることなく、常に自分にも子どもにも関心を持ってタイプ探しを楽しんでいこうと思いました。

今回は初の試みとして、終了後にハートフルコーチによるワンポイントアドバイスの時間がありました。
お子さんと同じタイプのコーチに相談なさる方など、会場のあちこちに会話の花が咲いていました。
「あなたのタイプってこういう時どう思うの?」とそのタイプの人から話を聞いてみるのが一番、理解できますよね。
自分と全く違う反応におどろきつつ、話を聞くことでお互いに違いを知ることができ、すると対応にも気を配ることができます。

残念ながら私自身は参加された方とお話しする機会はなかったのですが、違うタイプの気質を受け入れ理解するためにコーチと参加者が直接お話しする様子を見て、とても有意義だったように思いました。

「トマトはトマト、キュウリはキュウリ。トマトにメロンは生りません」。
子どもたちが自分らしく、自分の花を咲かせ大きな実を結ぶよう、私たち親は新しい知識を学び、温かい日差しの様な笑顔、優しい雨の様に染み込む言葉、栄養と愛情たっぷりのおいしいご飯で、子どもの成長をサポートし見守る者でありたいと思いました。

生駒実可子 





2015年04月10日(金) No.96 (ハートフルクラブ)

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