活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

セミナーin 東京/子どもを幸せに導くしつけのコーチング(1)


3月6日にハートフルセミナーが開催されました。
この講座では、『子どもを幸せに導くしつけのコーチング 〜NLP(神経言語プログラミング)を
子育てに生かす〜』ことを目的に4回にわたり学んでいきます。
1回目の今回のテーマは、「まず親の感情をコントロールしよう」でした。

私自身は、7歳と1歳7ヶ月の息子の子育て中です。特に最近は次男がイヤイヤ期に突入し、何をするにも首を振ったり、ひっくり返ってグズリだしたり。
一日に何度もそれが続くと、「もう!いい加減にして」とつい声を荒げたくなる日々。まさに自分の怒りのコントロールをどのようにしたら良いものかと悩んでいました。

そのような中、今回のセミナーに参加して良かったことが2つあります。
1つ目は、自分の中にある怒りの感情を口にだして言うことができたことです。
ワークの中では、気質による怒りの違いや、怒る理由などについても話し合いました。そのなかで自分の思いを言葉にしていくと、理想通りにいかない子育てへの焦りや、頑張っているのに上手くいかないもどかしさなども怒りにも繋がっていることに気づきました。と同時にグループの方たちに「そうだよね、私もそうだったよ」と共感してもらえたことで気持ちがとても軽くなり「私は何をそんなに焦っているのだろう?」と自問自答するゆとりも出てきました。

2つ目は、自分の怒りを認識した上で出来事と感情の分離法、怒りがこみ上げてきた時に全く別の行動で結果を変えてみるという発想の転換を学べたことです。
具体的な事例をイメージしてどのように行動を変えるか繰り返し練習したことで理解が深まり、すぐに実践していきたいと思いました。

そしてセミナー後、私が怒る理由が「物事が思い通りにいかない焦り」にもあることに気づき、私の中で少し気持ちの変化が生まれました。今一度、自分の思いを子どもにどのように伝えたら良いかを考えるようになったのです。

例えばイヤイヤの1つに「オムツ替え」がありました。私としては、オムツの状況が気になるのと決まった場所で替えたいという思いがあり、それが思い通りにいかないと「もう!」「なんで!」という感情が爆発していました。よく考えてみると、替えようという声かけ自体も不機嫌だった気がします。
それを、「オムツを替えられるといいな〜」「ゴロンとしてくれると助かるし、嬉しいな!」と気持ちだけを伝え、少し待つことにしました。それでも首を横に振り嫌がると、「いない、いないばぁ〜」のポーズをします。これは次男が都合の悪い時、ごまかそうとする時のポーズでもあるので私も真似してみました。すると、私の行動に興味をもった次男は近づいてきて、「チッチ、ゴロン?」と聞き返してきたのです。
その後、自らゴロンとした場所は、お気に入りのおもちゃのある近くでした。それでも「ありがとう、ここで替えようね」と機嫌よくと言うと、自分で頭を「いいこ、いいこ」してニッコリ、私も思わず笑ってしまいました。
その後もゴロンとする場所は指定してきますが、オムツ替えを嫌がることはなくなったのです。

このように、今まで自分の思いが優先で見えなくなっていた次男の何気ない要求や感情に気づくことができると、他のことでも驚くほどイヤイヤが激減しました。そして私に自然な笑顔が増えると、次男の顔つきや表情も変わることを実感しました。

まだまだ上手くいくことばかりではありませんが、次回のセミナーのテーマが乳幼児期の子どものコーチング「気持ちをうけとめよう」とあるので、更にどのような学びがあるのか今からとても楽しみです。

山田由佳




                    

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