活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルキャラバン in 世田谷のご報告


6月4日(土) 世田谷区池尻大橋の「がやがや館」にて、チーム世田谷主催ハートフルキャラバン「子どもの心のコーチング講演会&グループセッション」を実施しました。
ハートフルキャラバンとは菅原裕子の講演会とハートフルコーチによるセッションを併せて体験していただくプログラム〜まさにハートフルコミュニケーションのエッセンスがぎゅっとつまったものです。

梅雨空をぬっての開催ですが、当日は、朝から太陽が顔を見せてくれました。
開演30分前、お申込みの方が続々と会場に足を運んでくださいます。土曜日の開催ということもあって、お父さんの姿もありました。
「交流室」として作られた会場は、靴を脱いで上がります。参加者の方にお手間をとらせることへの懸念の声がスタッフから上がっていました。ところがうれしい誤算です。
不思議なもので、靴を脱ぐと、ホッとしてくつろぐのでしょうか? 
開始前から、アットホームな空気に包まれました。

前半は子どもの幸せな自立のために教えたい三つの力‘愛すること、責任、人の役に立つ喜び’についての講演です。大きくうなずく参加者の後姿が大変印象的でした。さらに、子どもとのコミュニケーションを考える体験ワークでは、「あるある!やっちゃうよね〜」という共感の声や、「なるほど!そうすればいいんだ!」と言った納得の声が上がっていました。

後半のグループセッションでは、3〜4人の小グループに分かれて、ハートフルコーチの進行のもと、子育てについて語り合いました。講演の内容をもとに、今回は「愛すること」をテーマに子どものいいところ探しですはじめは「うーん見つかるかしら…」と考える様子の参加者もいました。でもほかの人の話を聞いているうちにどんどん素敵なところが見つかります。「あ〜、そういえばうちも・・・」「結構、頑張っているよね!」「それを伝えていた?」「いやいや、何となく気づいてはいたけれど伝えていなかったかも?」「どうやって伝える?」とアイディアがわいてきます。会場中に温かな熱気が流れ、ハートフルコーチを含めて総勢70名で、笑いあり、涙ありの時間を過ごしました。

そんな中にいながら、私は、今は社会人となった2人の息子とのことを思い出していました。
子どもと過ごした時間は、もちろん楽しかったけれど、困ったことや悩んだことも山のようにありました。そんな時に、励まされ、勇気をもらったのは同じ子育てをしている親同士の繋がりでした。悩みを話すことでラクになった経験、他の親からのアドバイスで救われたこと、また、そんな考え方もあるのかと気づかされたこと・・・それらが思い出されます。
短い時間ではありましたが、今回のグループセッションではそんな交流が起こっていたようです。終了後のアンケートでは「講演を聞きたくて参加しましたが、グループセッションで色々な状況の方と話が出来て、参考になりました。改めて、自分自身のことを考えなおす良いきっかけとなりました。」「楽しかったです。お母さん方と話すことで父親としてもいろいろ考えさせられました。」。「他の方(子供と同学年や他の学年をお持ちの方)とお話することができ視野が広がったように感じました。」といったうれしいコメントを頂きました。

ハートフルコミュニケーションでは、子育てに関わる親や大人のつながりを通して、子育てについて本音で語り合い、学び合う場を作ることを大きな目的としています。
チーム世田谷では、2011年に初めてハートフルキャラバンを実施して以来、今年で5回目となりました。延べ453名の方との出会いがありました。その中には、毎年このキャラバンを楽しみに来てくださる方、また、地元での学びの場に足を運んでくださっている方がいらっしゃいます。私たちの大きな励みになっています。
改めて、これまで参加してくださったみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもさらなる出会いがあることを楽しみに、ハートフルコーチとして仲間と共にこの活動を続けていこうと思いを新たにしています。

さて、そこで早速、次回のキャラバンのご案内です。8月に横浜で開催します。
夏休み中なので、小学生向けのプログラムも同時開催! 親子で楽しめる企画です。

ハートフルキャラバンin横浜  
日時:2016年8月6日(土)13時〜16時 
場所:ハウスクエア横浜 (市営地下鉄ブルーライン「中川駅」徒歩2分)
>>お申し込みはこちらから

また、埼玉県川口市でも10月開催に向けて準備中です。
詳細が決まり次第、ホームページやメールマガジンでご案内します。
>>メールマガジンの購読はこちらから

今後も様々な地域で開催いたします。是非、お出かけください!

チーム世田谷/平松容見子





2016年06月27日(月) No.167 (会員チーム活動::チームTOKYO)

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