活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

セミナーin 大阪/子どもを幸せに導くしつけのコーチング(1)


8月21日、関西地区では初開催となるハートフルセミナー(シリーズ4回)の第1回目が大阪の会場で始まりました。
一般・会員枠とも事前に満席となり、やはり関西地区での開催をお待ちいただいていたのだと実感できる嬉しいスタートとなりました。
一般参加者の中には、チームWESTやチーム倉敷が以前主催したハートフルキャラバンやエニアグラムのセミナーそして地元のハートフルセッションにご参加いただいている方等のお顔を見つけることができました。ハートフルコミュニケーションの学びを更に深めたい方々の存在を感じ、本セミナーのような機会を関西でも継続して提供して行きたいと思いました。

セミナーのテーマは「子どもを幸せに導くしつけのコーチング」です。
NLP(神経言語プログラミング)という心理学的技術を取り入れ、私たちが子育てするなかで多くの悩みや不安を感じている“しつけ”について深く掘り下げて学び、それを子育てに活かすというものです。
ご参加いただいた方々のほとんどが子育て中のお母さんで、子どもの年齢は乳幼児から成人までと幅広い年代にわたっていました。

セミナー初回の今回は、まず親である私たち自身の感情をコントロールするということを学びました。
私個人としては、この感情のコントロールは子育てのみならずいやむしろ日々の家庭生活や職場で今後ぜひ活かして行きたいと、自分に期待が膨らむ学びになりました。
相手が子どもならば、子どもと同レベルになってイライラしたり、八つ当たりしている自分にも一拍置くことでふと我に返ったりもするのですが、相手が大人の場合は少し違います。気づかぬうちに同じ土俵にたって感情のコントロール機能をすっかり失い、お子ちゃま化していることがあるのです。

例えば、日曜日も仕事に出かけることがある私は、帰宅し我が家に足を踏み入れた瞬間、机上に散らかったお菓子の屑やシンクに放置されたままの食器類、そしてほろ酔い気分でうたた寝する家族、勿論TVはつけっ放し・・・そんな状況を目の当たりにし一気にイライラモードのスイッチが入ります。散らかした本人が直ぐに片づけるべき、見ないTVは消すべき・・・と。

セミナーに参加したことで、怒りを感じる相手に対して私自身が多くの「〜べき」をもっていること、そして、相手の否定的と思える言動の向こうには相手にとっての何か「良いこと」が存在し、それを見つけることで私自身の感情を怒りと分離できるという大きな気づきがありました。
うたた寝している家族は自宅でゆっくりとリラックスし日頃の疲れを癒しているのでしょう。
片づける時間が多少遅くなっても大きな問題ではないのかも知れません。

自分の素直な感情である怒りから逃避したり、なかったことにしようとする「がまん」ではなく、怒りと向き合いそしてその感情をコントロールするための手法にトライして、それを自分のものにしていく過程で“スカッと”生きていきたいと思います。

次回の大阪セミナーは11月13日の開催で、テーマは「乳幼児期の子どものしつけのコーチング」〜気持ちを受け止めよう〜です。
子育てを学びながら子どもの成長とあわせて自分自身の成長を感じるときの喜びと充実感、まさに“スカッと子育て”を一緒に目指しませんか?
ご参加をお待ちしています。

南村友子 





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