活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座初級/大阪(5)


11月5日大阪にて、ハートフルコーチ養成講座初級第5回目が開催されました。
この講座は、全6回で構成されています。今回でラスト2回!
みなさんそれぞれに学びの成果が表れてきています。

多くの受講生のみなさんが感じておられるのは、受講する前と今との違いです。悩みが解決に向かっている人、自分自身の気持ちが楽になった人、子どもとの対立が少なくなった人、家族のコミュニケーションが増えた人…などなど、多くの変化が起こったと言います。

そのうれしい報告に、講師菅原が問いかけます。
「その変化を起こしたのは誰?」
それを聴き、受講生のみなさんは深く考え、気づきます。
そうです。受講生のみなさんが講座で学んだことから、自分の考え方や行動を変えたことで、それが周りに影響し、子どもや家族、周りの人が変わっていったのです。

実は毎回、受講生のみなさんの報告を聴くたびに、周りへの影響力の大きさを感じ、私自身も襟を正して、日々の生活を見直してきました。
私が子どもにかける言葉一つで、子どもがやる気になったり、イライラしたり。そしてそこから、家庭の空気が穏やかになったり、張り詰めたり…。言葉一つで変わるのですから、日々の関わり方もしっかり意識していこうと改めて思いました。

今回のテーマは「子どもを幸せにするしつけ」でした。
レクチャーで学び、ワークで深めていくなかで、受講生のみなさんは自分自身の子育てについても振り返ることができました。子どものためと思って今やっていることが、実はマイナスに作用していること、うまくいっていないのは、やり方に問題があったからで、そのやり方を変えればいいということにも気づくことができました。

以前の私も「間違ったやり方」で、何度も痛い思いをしました。
例えば勉強やゲーム時間などは約束しても守れず、守ってほしいからと口うるさく言ってしまう。その繰り返しでした。
しかしハートフルコミュニケーションを学んでからは、それらは、それほど頭を悩ませる問題ではなくなりました。
私自身の意識を「子どものできていること」に向け、子どもが頑張っているときに声をかけ、認めることで、「子どものできていること」がますます増えていきました。
また、それ以上に私が普段意識していなかっただけで、よく観察すれば、「子どもができている」ことがたくさんあるということに気づくことができ、それにより私の勝手な思い込みや不安が無くなり、「この子は大丈夫」と子どもを信じることができるようになりました。そうすることで、子どもに任せられることが増え、子どもが自発的に行動できるようになりました。
受講生のみなさんも以前より子どもを日々観察しているようで、これからも「子どものできている」を見つけ、認めていくことで、起こる変化を楽しんでほしいと思います。

毎回、講座で行われているコーチング実習には、アシスタントも一緒に受講生の輪の中に入り、サポートしています。
コーチングスキルも少しずつ学びながら習得し、子どもとの会話の中で実践するチャンスを見つけてトライしてほしいと思います。

さて、受講生のみなさんにお会いして、講座がスタートしたのがついこの前のことのよう感じますが、いよいよ次の講座が初級の最終回。6ヶ月間の学びの締めくくりにどんなことが起こるのか、ワクワクしながら、次回の開催を待ちたいと思います。

ハートフルコーチ・豊田園子 






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