活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルキャラバン in 東京中野のご報告


7月1日(日)に中野区の「なかのZERO」にて、チームTOKYO主催によるハートフルキャランバンが開催されました。ハートフルキャラバンとは、子どもの心のコーチングの著者である菅原裕子による講演と、参加者4、5人とセッションコーチが輪になって、テーマを決めて語り合うハートフルセッションを、同時に体験できるイベントです。

晴天の中、42名の方にご参加いただきました。これから大きく変わっていく世の中、20年後、30年後に子ども達が自分で生きていく力をどのように培っていくのか、親がどのようにサポートできるのかという話で始まりました。

子どもに伝えたい3つの力、「愛すること」「責任」「人の役に立つ喜び」について例を交えながらの話に、参加者は笑い、うなづき、そして真剣に講演の内容に向かい合っている様子でした。講演では、参加者同士で体験をシェアするワークの時間が何回かありますが、ワークを重ねるにつれ、参加者の皆さまが、楽しそうに、そして熱心に語り合っている姿が大変印象的でした。

私自身にとっては、改めての気付きとなったことが2つありました。一つは、子どもへの言葉掛けについてです。子どもの身体は親が与えた食べ物で、心は親からの言葉掛けで育つという言葉にはっとしました。親の普段の言葉掛けが、プラスなのかマイナスなのか、そしてプラスの方が多ければ、子どもたちの潜在意識には自己肯定感が育まれる、ということです。もう1つは、「私たちは、気付かずにやっていることは変えられない。」ということです。気付きがあってこそ、私たちはやり方を変えてみようと思えるものです。親が学ぶ姿勢を持ち続けることの重要性を感じる時間となりました。

講演の最後に、菅原による「ひび割れ壺」の朗読があり、目を閉じて聞き入っている方や、涙を流されている方もいました。「私たちの子どもは皆ユニークで、ひび割れ壺です。そして何より私たち親自身がひび割れ壺なんです。自分を責めるのは答えではなく、ほんの少し勉強してみましょう」というメッセージでした。是非、多くの皆さまに「ひび割れ壺」の話を聞いて頂きたいと思います。

講演会の後は、ハートフルコーチによるセッションが行われました。参加者のあふれる思いで会場は満ち溢れていました。一人ひとりが子どもを大切に思っていて、新しい気付きを得て、それを子育てに活かそうとしている。そのことが素晴らしく、この輪が広がっていけば、私たちの子どが自分らしく能力を活かせる未来となるのでは、と感じることのできる素晴らしい時間でした。

参加者からのアンケートでは「いかに自分の都合で子どもを見ているかが、よく分かりました。子どもの今をよく見て、愛を伝えたいと思います。」という新たな気付きを得られた方や、「講演会中のワークや、セッションの時間で互いに子育てをシェアできる貴重な時間でした。」「自分だけが悩んでいるのではないと分かり安心できました。」というテーマがある中での子育てのシェアに価値を見出してくださった方もいました。

仕事で講演会に参加することは多いのですが、参加者全員が熱心に耳を傾け、こんなに真剣に話を聴く講演会は見たことがありません。20年以上に渡り、子育てについて語り続けてきた菅原の愛情深い講演と、ハートフルコミュニケーションの思いを届けようと、半年以上に渡って準備してきたハートフルコーチたちの思いが詰まったハートフルキャラバンならではだと思います。

そんなハートフルキャラバンは今後次の2か所で開催予定です。
・7/28(土) ハートフルキャラバン in 広島
・9/8(土)  ハートフルキャラバン in 川崎
詳細は➡http://www.heartful-com.org/html/02_03.html

どうぞ皆さま、これからご一緒に、ハートフルコミュニケーションを体験されませんか?
ハートフルなコーチ陣が、いつでも皆さまをお待ちしております。

チームTOKYO / 谷田真由美







2018年07月07日(土) No.229 (会員チーム活動::チームTOKYO)

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