ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

それぞれの家庭環境のなかで


香港の久美さんからバトンを受け取りました、岐阜のいづみです。

久美さんのブログを読んで、世界の子育て事情もいろいろなんだなぁと感じさせられました。家庭の子育て事情もきっとさまざまな中、「子どもの幸せな自立」を共に大切にして行きたいですね。

環境といえば…子どもが通う保育園の先生から、
「そのような家庭のお子さんは、そのような家庭の子として育たなくちゃいけませんから。それは、彼の道なので、その中で子育てをやっていきましょう」
と言って頂いたことがあります。

それは、私が息子を保育園に送って行ったときのことです。

我が家では、仕事の事情で保育園の送り迎えは、ほぼ毎日夫がしています。
しかしある日、夫の仕事の関係で私が送って行くことがありました。

保育園に送っては行ったのですが、息子が私から離れる気配がありません。
先生に頼もうとすると、大泣きで「ママがいい〜!」と泣きじゃくりました。
まるで、初めて保育園に預けたときのようです。

私は、この子にそんなに寂しい思いをさせていたのかと自分自身涙が止まりませんでした。

その時、先生に
「今日は、もう行かなきゃいけませんか?」
と聞かれたので、お店があるので行かなくてはいけないことを伝えると、
先生は、
「お母さんにその気持ちがあるなら大丈夫ですよ」
と言ってくださいました。
家庭環境に合わせた子育てを肯定して頂けたように感じました。
とても温かい心の言葉でした。

この家庭環境を夫婦でつくっている私は
「子どもに寂しい思いをさせてまで、やるべき仕事なのだろうか?」とか
「私がもっと余裕を持って仕事ができたら、保育園に送ることくらいはできるだろう」など、よく思います。

でも、自分が無理をすると、子どもを愛する心の余裕がなくなってしまいます。だから今は、無理して保育園に送ることをしていません。
そして、自分の環境を変えることはしない代わりに、
子どもと接する時間をしっかり把握し、できるだけの甘えを受け入れることを選びました。

もう少し環境を安定させることができたら、
またそれに合わせた子どもとの関わり方を考えていきたいと思っています。
地域の環境、家庭の環境、さまざまな環境の中で、これからも「幸せな子供の自立」にいつも目を向けていたいなと思っています。

岐阜県/相川出后 





No. PASS