ハートフルコーチの泣き笑い日記　～NPO法人　ハートフルコミュニケーション～

自分で決めたコトだから

各地の紅葉も見ごろを迎え、いよいよ冬の訪れを感じる頃となりましたネッ！！
皆さんは、この連休、どんな楽しい時間を過ごしましたでしょうか？？
私は「ハートフルクラブ」に参加し、とっても有意義な時間を過ごすとともに
「東京スカイツリー」を初めて間近で見て来ちゃいましたぁ～♪♪
（モチロン、下から眺めただけデスけどネッ．．．）
スッカリお上りさんをして来た、浜松の”イクメン”ハートフルコーチ、ジ～ニ～こと佐々木雅啓です。

今回、平沢さんの「長男は長男」を読んで、ウチもそうだったナァ～！！としみじみ．．．

バリバリ体育会系の私とは全く違い、娘は不思議な文学少女、息子はオタクな空想科学人間で
外で元気に遊んで欲しい私の想いを思いっきり裏切ってくれてましたから(^^ゞ

そんな私も、何とか彼らなりの”生活を充実させる術”を理解し
少なからず共通の話題を持つことで、高校生になった彼らとも
上手くコミュニケーションを保っています♪♪

さてさて、そうして自分なりの道を歩んで高校生となった子ども達ですが
今もまだまだ、こと有るごとに私の心に揺さぶりをかけて来ます！！

先週も、息子は体育の授業で使った柔道着を洗濯に出さず
バッグの中で丸まったままに．．．
そして再び使用する日の朝、自分のしでかした状態を見てひと言

「あれっ！？父さん、柔道着洗ってくれなかったんだ～！！」

その言葉に反応して「出してないから洗わなかったよ」の後に
『ちゃんと自分で出さないから、そういうことになるんだからナッ！！』と
非難する言葉を発しそうになりましたが、そこはグッとガマン．．．

すると息子も「まぁ、そうだよナッ！そんなに汗かいてないし、イイや♪」と
ちゃ～んと自分の中で問題を解決！！
「あ～、余分なひと言を言わなくてよかったぁ～♪♪」と
揺さぶりに動じなかった自分を褒めちゃいました(#^.^#)

と、ココまではよかったのデスが、息子はシッカリ、次なる揺さぶりも用意してました！！

いつものバスで登校した後、しばらくして荷物置き場を見ると
何とそこには、１度目の揺さぶりをかけた柔道着が、まだそのままに！！！

「えぇ～っ！？柔道着、使うんじゃなかったのぉ～？？」

目が点になった私は、心もグラグラッと来ちゃいました。
「届けてやるべきか、いやいや、忘れ物は自分の責任だし．．．」
「でも、届けるんなら、早くしないと遠いから間に合わなくなるし．．．」
一瞬のうちに色々と考えた後、私は息子にメールしてました！！
「柔道着、いらんかったん？」
そして結局、「欲しい、持って来れる？」の返信に、車を走らせたのでした。

学校までの道中、私の頭の中は「コレでイイのかぁ～？？」
「責任を学ばせるべきじゃ？？」、「いやいや、甘えを受け入れるのも大事だし．．．」

ハートフルでの学びが、グルグルして目が回りそうでした。

そして無事に柔道着を届け、「あっ、どもども、助かったよ」と
照れくさそうに礼を言って校内へ向う息子を見送った後、気付きました！！
息子は「持って来て！」とは言わず「持って来れる？」って聞いてた。
きっと「ムリ」と返信したとしても、自分で問題を解決してたんだ！！

選択肢を返してくれた息子に、「届ける」と決めて行動したのは自分！！
自分が「届けたい」と思って決めて行動したのだと確認できると
妙に心がスッキリして、ニコニコで帰途に着けたのでした。

今回の「お届け」が、「甘やかし」であれ「甘えを受け入れた」のであれ
その行動を自分が選択したんだ！！という自覚が有れば
たとえ息子の甘えが助長される事態に直面したとしても
自分の責任として受け止め、別の対応方法を探る方向へと動いて行けそうデス♪♪

責任を学ばせてもらっているのは、どうやら私の方みたいですネッ(#^.^#)

さぁ！！福岡のともみんは、揺さぶられるコト、有るのかナァ～？？
また楽しい情報、ヨロシクお願いしま～す！！

静岡県浜松市／ジ～ニ～＠佐々木雅啓　

2012年11月26日（月） No.59 (日記)