ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

苦手意識を書き換える


すがすがしい季節ですね。皆様、いかがお過ごしですか。
かずぱるさんからバトンを受け取った、世田谷区在住の平沢恭子です。
かずぱるさんのベビーサインのエピソード、気持ちがほっこりしました。
わかってもらえてお嬢さんは大満足ですね! ご家族のお嬢さんへの暖かい目も感じられて素敵だなと思いました。

さて、今回、私は「思い込みの話」でバトンをつなぎたいと思います。

私は人前で話すのが苦手です。ちゃんと準備をして話す場に臨んでも、手足が震え、頭の中は真っ白になります。
自分の上ずった声を自分で聞いて余計緊張する、という状態になるので、自分は『人前にたつと緊張してうまく話せないタイプ』と思い込んでいました。

何かいい方法があったらと常々思っていたある日のこと。ある人のメルマガを読んでいたら「人前で緊張しなくなる方法」というくだりを発見しました。
これはいいものを見つけたぞと食い入るように画面を凝視すると、そこには、「人前で話すのが苦手な人は、自分の足の裏に意識を集中して、地に足がついている、と思うと緊張が和らぐ」というようなことが書かれていました。

『へえ、そんな簡単なことで?』、と半信半疑に思っていたところに、たまたま長男の保護者会で話す機会があり、早速試してみることに。
自分に話が回ってくるまで、足裏に意識を集中し、『私の足は、今、地についている』と意識し続けていたら、あら不思議! 話そうと思っていたことを滞りなく話すことができました。もちろん、緊張はしたのですが、いつものようにガチガチになって頭は真っ白という状態にはなりませんでした。私としては、驚きの結果です。

なぜだろうと考えていて気づいたのは、『自分に対する思い込み』でした。
どうやら私は『人前で話すのは苦手』と決め付けて、頭の中でそうなる自分をいつも思い描いていたことに気がついたのです。
つまり、『私は人前で話すのが苦手だ→緊張して手足声が震える→頭の中が真っ白になる』というストーリーを、頭の中にいつも思い描いていたのだと思います。そのため、そのとおりのことがおこっていたと。
けれども、足裏に意識を集中してみると、そのストーリーは『私は人前で話すのが苦手だから→足裏に意識を集中しよう→私は地に足がついている→私は安定している』という方向に流れていきました。
安定している、と感じられたことで、大丈夫という気持ちが芽生えてきて、話そうと思っていた内容を落ち着いて話すことができました。

苦手意識の思い込み、もしかしてちょっとやり方をかえれば、頭の中に“苦手”にいきつかないストーリーが描けるのかも、とちょっと希望がわいてきた出来事でした。
『私は行動が遅い。のろまなカメだから仕方ないも〜ん』、という思い込みも克服できるかな〜(笑)。

さて、お次は多摩在住の海藻さんことワカメんにバトンタッチ。どんなお話が飛び出してくるかな。楽しみです。

東京都/平沢恭子 




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