ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

大好きだよ!


こんにちは。札幌のわたなべです。
札幌はだいぶ涼しくなってきました。ただ、雨が多くてちょっと残念なお天気です。

豊田さんのところの次男さん、思春期のトンネルを抜けるとすっかり大人な発言ですね。
我が家の二人の兄たちも、末っ子の娘に同じようなこと言ってたのを思い出しました。
「え〜!!」と内心で驚きながらも、笑えますよね。

さて、今回は私からも思春期に関するお話です。

我が家の子供たちにも
 不機嫌、無口、乱暴な態度、キッと睨むような目つき
そうかと思えば
 やる気なさそうに「べつに〜」という言葉を吐いたり
 「知らない」と言って壁を作ったり
そんなやっかいな期間がそれぞれにありました。

いや、娘はまだ、今も少し思春期の雰囲気を残しているかな。
半分トンネルから出たところという感じでしょうか。
時々、理不尽なイライラをぶつけてくることがあります。
同じ土俵に立ってはいけないとわかっていても、
疲れていると本当に頭にきてしまいます。
言い返さずにいるのがやっとで、険悪な空気が漂います。
こちらも気分が悪いのですが、どう声をかけたら良いのかわからなくなってしまうのです。

つい先日のこと
私は仕事で毎日中学生と接していますが、おもしろいことを聞きました。
何かの会話の拍子に

Aちゃん 「うちのお母さん、時々、Aちゃん大好きだよ〜って言うさ。」
Bちゃん 「えー!? Aちゃんはなんて返すの?」
Aちゃん 「何も言わない。」
Bちゃん 「だよね〜。」
Aちゃん 「でも、じつはちょっと嬉しいさ。」
Bちゃん 「ほんと〜?」
Aちゃん 「うん。だって好きって言われたら気分良くない?結構好き。」
私    「じゃあ、返事してくれなくても好きって言っていいの?」
Aちゃん 「別に、言ってくるのはいい。返事はしないけどね。ふふふ」
私    「そっか〜。そうなんだ〜。」

良いこと聞いた〜と思って、
早速娘に対して『好き』っていう気持ちを言葉にしてみました。

バイトから帰宅して疲れているのに宿題をしなくてはいけないとき
「遅くまでバイトお疲れ様。」
「学校帰りにバイトもして、偉いと思うよ。」
「お風呂入れようか?」等々・・・

嫌なことがあった(らしい)ときには
「お母さん、絶対見方だから!いつでもやっつけに行くよ。」
な〜んてちょっと大げさに言ってみたのです。
すると、吹き出して
「全然いらないから。」
とは言ってましたが、ピリピリした雰囲気が薄れて笑顔になっていました。

思春期でも、反抗期でも、いくつになっても
やっぱりかわいい我が子だもの、大好きな気持ちに変わりはないのです。
親の方が勝手に『もうそんな年じゃないから』と
『大好きだよ〜』とは言葉に出さなくなってしまいますが
かえって、ストレートに言うのが良いのかもと思いました。
もちろん、素っ気なく返されるのは想定内です。
心の中では、Aちゃんのように『嫌じゃない』と思っているかもしれません。

思春期真っ只中の彼らから教えてもらった貴重な生情報。
「私も娘に言ってみたよ。Aちゃんのお母さんはステキだね。良いこと教えてくれてありがとう。」
と報告してみるつもりです。

次回は、さいたまの斉藤さんにバトンをお渡しします。

北海道/渡辺寿子 







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