ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

やくにたちたいの


みなさま、こんにちは。
千葉の『かずぱる』こと藤田和枝です。

さいとうさんの”余計な手出しをせずにそばで見守る”サポートで、
蕾がいっぱいのハナミズキ同様、
お子さん達がどんな開花をしていくか楽しみですね♪

さて、我が家の今回は娘のエピソードです。
1歳10ヶ月になった娘はとても食いしん坊。
おかわりはいつも、食べ物をちらつかせると
どこでもついていくし、聞き分けがよくなります。

ある朝、早く起きた娘はお腹がすいていました。
『まま、ごあん〜(ご飯)』と言いながら、
リビングダイニングをうろうろ。
私は、対面キッチンからカウンターにカトラリーセット、
子ども達のプレート、お皿、コップと並べながら、朝食の支度中。

娘は近くの椅子によじのぼり、カウンターからプレートを下ろす動作。
 『あれ?並べてくれるのかな?』と声をかけると、
 『うん』と決意の表情。
椅子から降りると、まず自分の席にプレートを
隣の兄の席に兄のプレートをきちんと並べてくれました。

『ありがとう』とお礼を言って、
『これも並べられるかな?』と
家族全員分のお箸、スプーン、フォークの入ったカトラリーボックスを渡すと、
『できぃるお。(できるよ)』と胸を張りながら答えます。

調理をしながらカウンター越し見ていると、
『これはままの、これはぱぱの、○○くんの、○○ちゃんの』
と言いながら、ボックスの中から私や夫のお箸、
息子や自分のスプーン、フォーク、お箸を出していきます。

ひとつ手に取ると自分の椅子から降りて使う人の席へ行き、
椅子によじのぼってテーブルに置き、カトラリーボックスがある自分の席に戻る。
お箸は一組ですが、スプーンもフォークも別々に持って行くから、
とても時間がかかる作業。
ようやく全て並び終えた娘はとても誇らしげ。

『うわーすごいね。○○ちゃんもうそんなお手伝いができるんだ。
助かっちゃうなぁママ。』とおおげさに言うと、
さらに娘は得意げに重ねてあったお皿を
『ままの、ぱぱの』と分けてくれました。

夫や息子が後から起きてきた時にも、
『今日は○○ちゃんがおはしやお皿の準備してくれたんだよ。』と言うと、
『すごいね〜』
『パパのも並べてお手伝いできたの。ありがとう。』と絶賛の嵐。
娘はぴょんぴょん跳ねながらとても嬉しそうでした。

食いしん坊で、早く食べたいからという動機もあったかもしれませんが、
(ままがたいへんそうだから、やくにたちたい)と

自ら考え進んで手伝ってくれたことに感動しました。
親が思っている以上に子どもはできる力をもっているんですね。

娘の様子から、
できた!が増えると子どもは嬉しいし、それがだれかの
役に立つということは特に誇らしいことなんだと実感しました。
この芽を伸ばしてあげられるよう、子どもの興味に合わせて、
これからもお手伝いをお願いしていこうと思います。

次は東京のひらさわきょうこさんにバトンを渡します。
きょうこさんお願いしま〜す。

千葉県/藤田和枝 




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