ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

“厄日”、でも…


杉本さんからバトンを受けました群馬のともどんです。
杉本さんの「つっこみスイッチ」。 なるほど、そういう心の余裕が
ポイントなんですね。
瞬間湯沸かし器の私のように、すぐに他人に「つっこみ」を入れては
いけませんね(笑)。

さて、最近の私はと言えば、オリンピックも始まって、毎日、日本選手
の活躍に一喜一憂しているテレビの前の“おっさん”と化しています。
雪不足も心配されていたソチですが、それとは反対に、ここ群馬では
観測史上最も深い積雪に見舞われました。

2月に入って最初の雪になった2/9の朝、その日、部活が休みだった高1
になる娘が、家の前の道の雪かきを買って出ます。といっても運動部で
体力づくりにとか、力が有り余っているとかではなさそうです。
なにせ部活といっても吹奏楽部ですから。

不思議には思いましたが、せっかくの申し出なので任せてやってもらい
ました。しばらく様子を見ていると、雪かきはいつしか雪だるま作りに
変わっています。しかし、その眼は小学生のように真剣です。
1つ小さめな雪だるまを作り上げると、今度は「庭に“かまくら”
つくっていい?」と聞いてきます。「いいよ」というと、目を輝かせて
作り始めました。でも、作り方が解りません。そこで、まず雪山を作っ
て、その後、そこに穴を掘ればとアドバイスをすると、庭だけではなく
道からも雪を運んできて“かまくら”を作り上げました。
後で聞いてみると、子供のころから1度でいいから庭で“かまくら”を
作ってみたかったのだとか。

そしてこの週末、群馬県の平野部で観測史上最高の73cmの積雪を記録
します。金曜日の昼間から降り始めた雪は私が帰宅した夜半には、既に
先週の30cmを超えていました。夜通し降り続いた雪は明け方には70
cmを超え、ついに我が家の庇(ひさし)を破壊しました。丁度そのころ
家の中では階段を踏み外した私が転倒、椅子の角に耳をぶつけ数針縫
う裂傷を負い、我が家にとってこの上ない“厄日”になりました。

昼を過ぎて、近所総出で道の雪かきとなりましたが、負傷した父は出ら
れず、ここでも代わって娘が雪かきをやってくれました。そして近所の
オバサマ達と立ち話。夕方にはそのオバサマの一人が、娘さんに聞いた
けど、お宅に雪かき用の良いスコップがあるから貸してくれるっていう
ので借りに来たとのこと。先週まで、雪だるまを作っていた娘が、いつ
の間にか、いろいろなコミュニケーションをいろいろな人と出来るよう
になっていました。

家の中では、悪態を吐いていたりもするのですが、外ではいろいろな
経験をして、成長を続けているようです。

では、次は明石のりえちゃんにつなぎます。

群馬県/長橋良智 








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