ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

おべんとうコミュニケーション


みなさま、こんにちは。
千葉の『かずぱる』こと藤田和枝です。
さいとうさんの『プラスのことばゲーム』いいですね~!
娘がもうちょっとおしゃべり上手になったら、
我が家でも取り入れたいてみたいと思います。

さて、この季節我が家でも先週息子が卒園式を向かえました。
3年間の思いがつまった式に涙涙・・・
たくさんの想い出の中から、今回はお弁当のエピソードを紹介したいと思います。

息子の通った幼稚園では週1日お弁当の日がありました。
前回何をつめたかつい忘れて、同じおかずになってしまうため、
写真を撮り、ブログにUPするということを続けていました。
3年間で85回、それぞれに込めた想いがあります。

 お友達が果物などのデザートを別容器に入れてくるのがうらやましくて、
もじもじしながら、別の入れ物にしてほしいと言ってきたり、
同じグループのお友達のおにぎりに顔がついていたのがかっこよくて、
自分も同じ物を作って欲しいとおねだりしてきたり。
年長さんになると、食べる量も多くなり、お弁当箱に入れる物を指定する
など具体的なリクエストも多くなりました。

10月末のハロウィン近くにケチャップライスをかぼちゃの形にし、
白米のおにぎりをおばけっぽい形にして、それぞれ顔を海苔で貼り付け、
デザートのスィートポテトにこうもりの形を海苔で貼ったら、
『ママ、きょうのおべんとうはやりすぎだよ・・・』
とだめ出しをされました。

いなり寿司のトトロを作った時は、お迎え時に先生からも
『びっくりしましたよ。どうやって作ったんですか?』
と話しかけられ、作り方で盛り上がりました。

息子が大好きになったドラえもんのキャラ弁に挑戦したみたものの、
ねずみ男にしか見えず大失敗。
そんなとき、ママ友から励ましのエールをもらいました。
リベンジして再度作った時もまだまだのできでしたが、
息子から
『ママ、じょうずだよ。ドラえもんにしかみえないよ!』
と優しいメッセージをもらって、思わずぎゅっと抱きしめちゃいました。

年少さんの時は、野菜など嫌いなものを食べなかったり、
量が多くて残していたりしていましたが、
いつの頃からかからっぽのお弁当箱を誇らしげにもってくるようになりました。

息子もお弁当の日を楽しみにしてくれていたようです。

3月最後のお弁当の日に息子から
『ママ、3ねんかんおべんとうありがとう』
とメッセージカードと手作りのプレゼントを渡されました。
おにぎり型のメッセージカードには
~いつもおいしいおべんとうをありがとう~
と書かれていました。
手作りのプレゼントは指編みのアクリルたわし。
『おさらあらうときにつかってね』と言われたけど、
もったいなくて使えないのでとっておくことになりそうです。

はじめは苦手だったお弁当作り。
早起きしなくちゃいけないし、嫌だな~という気持ちでしたが、
息子に可愛いお弁当作れるのも今だけだ!期間限定だと思ったら、
そのことを楽しもうという気持ちがわいてきました。
また、短いけれど毎回息子との会話があったり、
空っぽのお弁当箱にいつも勇気づけられました。
画像をブログにUPする度にママ友や友人の励ましの言葉、
キャラ弁のシェアに次回への創作意欲を刺激してもらいました。

息子だけでなく、たくさんの方とお弁当を
通してコミュニケーションすることができ、
そのひとつひとつが、私にとって宝物になっています。
親子共に成長を感じたおべんとコミュニケーション、
また中学や高校になった時、再開するのを楽しみにしたいと思います。

次は東京のひらさわきょうこさんにバトンを渡します。
きょうこさん、よろしくお願いします!

千葉県/藤田和枝 




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