ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

行ってらっしゃい


はじめまして。ブログ初登場の埼玉の島葉子です。
ふくちゃん同様、私も今回から、リレーブログメンバーに加わりました。
子どもは3人で、大学生の長女と長男、高校生の次男がいます。
どうぞよろしくお願いします。

ふくちゃんの娘さんの持つ「最悪の時にプラスのことを思い起こせる能力」は、本人だけでなく、周りの人の気持ちを元気にするパワーがあるなあと、私は思いました。

さて、私は、子ども達が大学生になっても、高校生になっても、元気になるパワーを与えたいと思っています。そのパワーとは、朝出かける時の「行ってらっしゃい」の言葉です。
私は、子ども達の「行ってきます」の声を聞いて、「行ってらっしゃい」と応えています。その時に、「外で元気に活動して、いろいろなことを経験してきてね。応援しているよ」という思いを込めて、子ども達に声かけしています。

ですが、無口な長男は高校生の頃、「行ってきます」を言わなくなった時期がありました。中学生の時には言っていたのに・・・。私が長女と話しているうちに、知らぬ間に出かけてしまい、いつ出かけたのかわからないこともありました。
長男との「行ってきます」「行ってらっしゃい」の朝のやり取りができないことに、私は淋しさを感じると共に、長男の[行ってきます」という言葉から、私自身も「さあ、今日も一日頑張ろ」という元気をもらっていることに気付きました。私にとっては大切なエールの交換だったのです。 

そこで、私は、朝のエール交換がしたくて、私から「行ってらっしゃい」と言ったらどうなるか、試してみることにしました。長男が出かけそうな時間に、玄関の近くをうろうろしながら、タイミングを見計らって、言葉をかけ続けました。
そんなことを繰り返しているうちに、玄関から、「行ってきます」という低い声が聞こえてきました。私は喜びながら、長男の背中に、大きな声で、声をかけました。

最近になって、大学生の長男に、その時のことを聞いてみましたが、「覚えていないけど、面倒だったからかな」という返事でした。私は、そんなものなのかと思いながら、「そう。面倒だったから言わなかったのね。でも、お母さんは、あなたの言葉で元気をもらっているのよ。今は言ってくれて、とてもうれしい」と伝えました。長男は、「ふーん。」と一言。よくわからないけど、お母さんが喜んでいることはわかったようです。
私は、今日も思いを込めて、娘や息子達にエールを送っています。
「行ってらっしゃい」と。

それでは、次回もリレーブログ初登場の方です。
東京の佐藤さん、バトンを渡しますね。

埼玉県/島葉子





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