ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

お団子、どうぞ!


こんにちは。
日常の出来事から子育てについての気付きに繋がていくって、ともどんの心がとても柔軟であるからなんだろうなー。
明石のりえちゃんです。

子供たちが小さな頃から日本に伝わるものやら海外から入ってきたであろうものも含めて、季節の行事を楽しんできました。

春はお雛様、端午の節句。
夏はお盆、花火、怪談話。
秋はお彼岸にお月見。
冬はクリスマスにお正月。
などなど。

最近、スーパームーンやら皆既月食やらお月様のことをよく聞きます。
ふっと思い出したのが子ども達が小さな頃のお月見の日のお話。

その日は、お月さんに住むうさぎさんがお団子をもらいにやってくるというスペシャルな日ということで、お月様に住むうさぎさんのためにお団子を作り
ススキはその日のお昼に子供たちとつみにいきます。

そして、子供たちと一緒にうさぎさんのために家の中で月に1番近い場所、2階のベランダ近くにお団子とススキを飾ります。
そして、お月様のうさぎさんにむかって「お団子どうぞ」と言います。
後は1階におりてうさぎさんがお団子を食べに来るのを待ちます。
子供たちの好きなビデオを流し、キッチンで夕飯の支度をしているふりをしてうさぎさんがお団子を食べたようにするために子供たちに気付かれぬようこっそり2階にあがる隙を伺います。いつもは好きなビデオには釘付けなはずの子供たちが「うさぎさんきたかな?」と何度も2階にあがりお団子チェックをしに行くので、私はなかなかこっそり2階にはあがれません。
「まだ来てないな〜」を何度か繰り返し、子供たちに見せているビデオがクライマックスを迎える頃に私はやっと2階にこっそり上がり、お団子を食べる(お団子を隠す)といううさぎの役割を果たしました。後は、子供たちの驚く顔を楽しみにしながら何食わぬ顔でいると ビデオを見終わって「うさぎさん来たか見てくる〜」と子供たちは2階に。しめしめ。いひひ。
すると2分後ぐらいに、2人は2階から飛んでおりて来て、興奮した様子で「うさぎさん!来た〜!!お団子ない〜!うさぎさんが食べた〜!」とやんややんやのお祭り騒ぎ。
私は、2人のきらきら輝く顔を見て、なんだか嬉しいし、やっぱりまだまだ子供やなとニヤニヤしつつ、一緒に2階にあがり「うわー!!!うさぎさん来 た〜!!」と子供たちと騒ぐのでした。
その夜は、月のうさぎ話で大盛り上がりです。うさぎさんはお団子をどうしたのか月でどうしているのかなどなど。
夢のような出来事が起こるってわくわく、ドキドキですね。
子供の頃にわくわくするような体験を沢山して、心を動かし、いっぱい感情を出し、想像して、豊かな心を育てていって欲しいなと思うのです。
あれから月日を重ね、子供たちは大きくなり、お月見?なんですか?という年齢になってしまいましたが、あの時、驚きで目をまんまるくさせていた2人の顔を知っているのは母親だけの特権かなぁと思います。


さて、次は倉敷の豊田さんにバトンタッチです。
さて、今回はどんなお話かわくわくします!

兵庫県/はせなかりえ








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