もういいんじゃない?
こんにちは。川崎の杉本です。
佐藤さんの息子さんの「まあね。」が可愛いすぎる!
母の眼差しをしっかり感じながら自分をアピールしているんですね。
さて皆さんは普段、自分の感情とどう付き合っていますか?
私は昔よく「瞬間湯沸かし器」になりました。
たとえば子供が思い通りにならないと「カ〜ッ」となってしまい、
我を忘れて怒りまくる。これは怒りの感情に完ぺきに飲み込まれている状態です。
そんな私も最近は「カ〜ッ」となるその前(いやほぼその瞬間と言ってもいいが)に、
「お〜、やばいぞぉ〜、来た来た!」と自分の感情に気が付き、
例えば、深呼吸をする。その場を離れる。今は話せないから後で話そうと言うとか、
相手に怒りをぶつけずに済む行動がとれるようになりました。
こうなると、かなり冷静になっていると言えるかもしれません。
ですが「これはダメ!」という「感情スイッチ」が、どうも私の中にある事に気が付きました。
それは実家の母との会話からです。
「お父さんはね、全然いう事聞かないのよ。まったく我儘なんだからさ〜」みたいな話だったのですが、
この「お父さん、わがまま」の言葉を聞いた途端、私の心が「むかむか〜ざわざわ〜」として、
「ポン!」とスイッチが入ってしまったのです。
そして「わがままなのはお母さんも同じよ。いや、お父さんよりひどいわねぇ・・」
「あ〜ダメダメ、そんないい方じゃ。もっと違う言い方できない?」と、批判する言葉ばかりが出てきます。
あらあらなんでこうなっちゃうのかしら?
私はそのときの自分の気持ちを思い出してみました。
・昔どれだけ私が母のわがままに我慢してきたか、という被害者意識がある。
(子どもに対しては相当ワンマンな母であった)
・母より父の方が相性が合うので、つい父の味方になってしまう。
・母の言うことをきいたら母に負けた気がする。
特に最後の「母に負けた気がする」という気持ちは、「この歳になって、勝ち負け?」と、
自分でも少々可笑しくなるものでしたが、今回新たに自分の中に発見した気持ちでした。
そうか「負けたくない」が母を受け入れることを拒否していたのか・・
さて、今後も多分入るであろうこのスイッチをどうする?
スイッチが入らないようにするのは難しい。
だって母が一番言いたいのは「私の大変さをわかってよ」ということだから。
ならば私も覚悟を決めて、母を受け入れてみるか。
「なるほど、そうかもね。お父さんも頑固だからねぇ。その気持ちわかるよ」と。
これは今まで、母には言ったことがない言葉です。
そして私の心の声がささやいています。
「もうそろそろいいんじゃない? 勝ち負けは」
決して喧嘩したいわけではないんだ。母との会話を私だって楽しみたい。
そんな真の自分の気持ちに気が付きました。
今度は例の言葉を聞いても、なんだか落ち着いていられそうです。
そして母を受け入れてから、自分の意見もちゃんと伝えようと思います。
(ここはまだ、負けたくない気持ちが残っている!?)
さっそく「その後どう?仲良くやってる?」って、私から電話してみようかな〜。
来週登場の群馬のともどん、怒りのスイッチありますか?
神奈川県/杉本真紀
2015年03月16日(月)
No.186
(日記)