ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

うちが安心できる場所であるといい


こんにちは、千葉のふくちゃんこと福田潔子です。

4月、新社会人、新入生、新入園児、希望を胸に新しい世界に出ていく子どもたちの姿を見るのは嬉しいですね。その一方で、親としては新しい環境になじめるだろうかと、気がかりにもなります。
濱田さんのお嬢さんのメールは、まさに、自立したことへの喜びが溢れるメッセージ。その気持ちを伝えてくれるのも親としては最高に嬉しいものですね。

さて、我が家の次女は今年高校2年生、濱田さんとお嬢さんとのやり取りを読みながら、
社会に出るまでの数年間に親できることサポートとは何だろうと考えます。
今年はクラス替えもあり、部活の中心学年、まさに青春真っ盛り。
始業式にはクラス替えにドキドキしながら登校した娘でしたが、
「ヤッタ〜!最高のクラス!」と意気揚々に帰ってきました。
ところが翌日、部活のごたごたがあり、どんより凹んで帰ってきました。

話を聞くと、その事柄自体は、本人にはどうしようもない不可抗力な出来事のようでした。彼女に非がないとはいえ、今までやってきたことが水の泡になってしまったような、彼女の中に徒労感が沸き起こっているのか、やりきれない思いを拭い切れずに、ぼ〜〜〜っとしている様子。

そしてボソッと
「今はどんな言葉を掛けられても泣きそうになるから何も言わないで」と。
こんなときは、本当に何にもしてあげることは出来ない。
ただただ、一緒にいて向こうが話すことに黙ってうなづくことしかできませんでした。

しばらくして彼女の口から出た言葉は、
「今日寝たら、明日起きたときにはスッキリしているかな?
明日は元気な気持ちで学校に行けるといいな」
その言葉を聞いていたら、つらい気持ちを引きずらないために、この子はこの子なりに、気持を切り替える方法を自分で探しているんだな〜と思いました。

それからも毎日、何かが起きて、難しい顔をして帰ってくることが多い日々。
今年1年はそんな毎日の繰り返しなのだろうな〜
私にできることは、彼女が自分の気持ちに向き合える時間をつくってあげることぐらいかもしれない、そう思いました。

子どもたちは、外で100%力を使い果たしてうちに帰ってくる。
もうちょっと力を残して帰って来て、家事の一つでも手伝ってくれたら、、、(笑)
そんな風に思うこともあるけれど、辛いこと嫌なことがあっても、うちに帰って一日寝たら、また明日は頑張れそう、子どもがそんな風に思えるように、うちが安心できる場所であるといい。子どもが巣立っていくまでの数年間は、子ども自身が「私はきっと大丈夫」と自分の中に安心感を作り出すことができるよう、親として彼女の頑張りを支えられる存在でありたいと思います。

さて、島さんの周りも新しい春が来ましたでしょうか?

千葉県/福田潔子 





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