ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

結論の出ないメールの話


ともどん、最後のバトン受け取りました。
人は毎年、大人も子どもも夏が過ぎるとぐんっと成長するのでしょうね(笑)。
とにかく、奥様の膝が早く良くなりますように。

さて、いよいよ夏休みの到来ですね。
子どもが小さな頃どうやって毎日を怒らず過ごすかが親の私の課題でした(笑)。
今年の前半もいろいろな年代の子ども達や大人の方に出会いました。

そんな出会いの中で、携帯の使い方についての話を聞くことが何度かありました。
今時の学生は携帯を持つことは当たり前です。
何が起こるかわからない現在、学校が自宅から遠い近いに関係なく、携帯を持たせていないと保護者の方も不安なのでしょう。

携帯を持つと、ついついはまってしまうのがメール。
今はいろんなアプリがあって相手の人が読んでくれたのがわかるようになっていたり、
複数の人とやり取りできたりと情報を共有するにはとても便利です。
しかも、可愛らしいスタンプが送れたり、写真が簡単に送れたりと楽しさ満載です。
子どもたちの話では、今やクラスでグループをつくるのは当たり前になっているようです。
子どもたちも、どんな些細なことでもメールを使うらしく、自分や相手の受け取りかたによっては、静かな言葉のやりとりからどんどん誤解が誤解を生みお互いの悪口になり、それでも学校で会うと面と向かってはそんな話もせず、これまた、静かに仲が悪化していくらしいのです。

母親同士でもメールのやりとりで子どものことで言い合いになり、相手の方が凄い勢いで家に来たなんていう話も聞きました。
まだ、直接来て話が出来たらいいけれど、二人の心の中でふつふつと静かに思いが膨らみどこにも出せずなんてことになると怖いなと思いました。

私は子ども達に「どうして直接電話して伝えないの?」と聞いてみました。
すると「だって、相手が何してるかわからないから忙しいときに電話したらわるいもん」
意外にも子ども達から返ってきたのは友人を気遣う言葉でした。
私「お友達に遠慮しちゃうん?」
子ども達「そう。かな」

私も忙しいときこれなら楽だとばかりに使ってしまいます。
そして、確かに忙しいと相手に迷惑かな等という理由をつけて、直接相手に言いにくいことはメールですますという選択をしていることがあるのです。

それって、相手の人を気遣っているようで、本当は相手の人との関わりを大切にしていないのかもしれない。
そういえば、言葉の使い方一つで誤解させてしまって関係をこじらせてしまうことあったよな〜。

私「メールって自分の気持ちや自分の言い方で読んじゃうから、相手の人の伝えたい気持ちとか微妙な言い方とか伝わらないかも。読む人によって取り方が違うもんな〜」

子どもたち「そうそう!だから気をつけてるねん」「でも、むかつくねん!」「もうブロックする」

私「そうか〜。でも、大切なことは直接言えたらいいな〜。そしたらわかりあえたりして」
子どもたち「うん〜。でもな〜。言ってもわかってくれへんもん」「私は言うな〜」などなど。
結論の出ないメールについての話は続くのでした。

人はいくつになってもどの時代でも人間関係での悩みはつきないものですね。
けれど、出会った子ども達や大人の方とそんな話が直接できて嬉しいなと思うのです。

人と直接、出会って、話すことって大切だ。

メールの問題は多々あるけれど、これからの時代無くならないものだから、一番大切なことに気付けるようになればいいな。
自分や人を大切にできる方法を見つけることが出来るようになればいいな。

と願いつつ、これからも子ども達や大人達と直接、話をし続けたいと思った私の今年の前半でした。

では倉敷の豊田さんも最後のバトンですね。
よろしくお願いします。

兵庫県/はせなかりえ 




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