ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

もっと前へ!


こんにちは。東京都在住の堀です。
児島さんの娘さんとの親子英会話の話を聞いていて、「寄り添う」とはどういうことなのかを教えてもらった気がします。児島さんにとって、より良い親子関係を築くためには「一歩後ろへ」下がることが必要だったんですね。

さて、私は今回、児島さんの「一歩、後ろへ!」とは真逆のお話しになるかと思います。
私も常に子どもの事を一番に考えているつもりですが、私の場合、子どもに対してあまり構い過ぎず、適度な距離感を保つようにしています。子どものやる気や主体性を大事にしたいからです。
ところが、私自身にストレスがかかると、「この思いを隠れ蓑にしているな」と自覚することがあります。
例えば、子どもがダダをこねたり、ぐずったりしたときです。私は、「自分で気持ちを収められるだろうから」と、子どもと距離をおいて、必要以上に構わないようにします。でも実は本音では、「正直、今の子どもと正面から向き合うのはしんどい・・・」と思っていたのです。妻からは「あなた冷たいわね」。ママ友からも「堀さん!もう少し〇〇君(息子)を構ってあげて!」と言われる始末です(苦笑)。

同じように、職場での部下との人間関係も基本、構い過ぎずのスタンスでやってきました。
私から積極的に何かを教えるのではなく、聞いてきたら答えるというやり方です。もちろん、部下のやる気や主体性を育てたいという思いからです。
ところが、あまり私に聞いてきてくれることもなく、先日、見事にその目論見が外れていたことを知りました。あるとき、私の同僚から、私の部下が「先輩(私のこと)が何も仕事を教えてくれないから・・・」と、ぼやいていたことを教えてくれたのです。
「あ〜、そんなつもりじゃなかったのに・・・」と頭をかかえました。 

そのときの反省から、私は職場であることを試しています。それは、部下がもっと話しかけやすい環境を作ることです。
例えば、休憩時間などに、仕事とは関係ない話でコミュニケーションをとるようにしました。
「昨日の夕飯何食べた?」「普段、休みの日は何してるの?」「彼女はいるの?」とか、他愛もない話です。でも、そんな会話をしているうちに、最近は少しずつ部下から話かけてくれるようになりました。もっとも仕事の話じゃないことが多いんですが・・・。

でも最初はそれでもいいかなと思っています。部下との関係もそうですし、子どもや妻に対してもそうかもしれません。私に必要なのは、もっと自分を前面に出し、人に対して関心を示すことでした。より良い人間関係を築くための一歩として、まずは人に関心を示す。当たり前のように思えることが、実は出来ていなかったことに気づきました。
まだまだ気を許すと、人から遠ざかってしまうことがありますが、なるべく人の居る場に身を置き、会話を楽しむということを意識していきたいと思います!

さて、次は植松さんにバトンをお渡ししますね。
どんなお話しが聞けるのか楽しみです。

東京都/堀 善雅





                                     

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