ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

あなたならきっと大丈夫!


りえさんからバトン受けました、千葉県市川市在住のふくちゃんこと、福田潔子です。
「5年後になりたい自分になるために、今日を大切に生きたい」ということばに心揺さぶられました。その言葉を受けて、今私が感じたことを今日は書きたいと思います!

というのも、我が家でも一年後を見据えて今を大事にする、という話をしていたからです。
4月というのは、誰しも何かしら新しいことに出会う月。
我が家でも来年の4月はそれぞれに今とは全く違う環境に踏み出しているかもしれないね、という話になり、
子どもたちは二人とも家を出て、それぞれ一人暮らし、かも?
すると私たち夫婦は二人??恐怖、、、、(笑)
そして、行き着いたところが、まさしく「今を大切に生きる」ということなのです。

現実に、子どもたちが巣立っていくのを目の前にしたとき、
私にとって、この1年は、子どもたちを世に送り出す仕上げの1年だなと感じるようになりました。そして子どもたち自身も、親の元を離れていくための1年だと自覚したようです。

そんなことを考えながら過ごしていたせいか、ここ数日、「あ、この子たちはそれぞれに、自分を幸せにする力を蓄えていってるな」と感じる出来事がありました。
その力とは、長女は「自分で何とかする力」であり、次女は「感謝する気持ち」
そしてその力のもとになるのは、「今起きていることを受けとめる力」なんじゃないかなと思いました。

長女と夕飯の用意をしていた時、娘は手に蒸気を受けてやけどをしてしまいました。 
瞬時に彼女は流水で手を冷やしながら「ひとり暮らしになったら心配なのはこういう時だよね」と言いながら、この後どうしたらいいかを考えている様子。
氷で手を冷やしても、痛みはなかなか治まらない。
「痛くて泣きそうだよ!!」といいながらも痛みに耐えつつ、娘から出てきた言葉は「自分の不注意だから仕方がない」
私はそれを聞いてビックリ。というのも、長女は「文句言い」で、何かにつけ人のせいにすることが多かったからです。
でも、娘は、自分のしたことの結果をちゃんと自分で引き受けてる。
だからこそ、泣きながらも、スマホで対処法を検索し、病院へ行くべきか?薬は塗った方がいいのか? この状態で明日の朝一番のバイトに行けるのかどうか?いろんなことを頭の中で思いめぐらし、今できるベストは何か?を考えて行動してるんだ、ということが見て取れました。
そして、さらに私が驚いたのは、その後、彼女から出た言葉。
「この状況を何とか出来るって、私凄いよね! 自分で自分を褒めるわ」

自分の持っている力を知っていて、さらにそれを認める力を持っている、
娘の中にそんな力が備わっているのだとわかった時、
あ〜〜この子はもう手放しても大丈夫だな〜、そんな気持ちになりました。

一方、次女は、高3。吹奏楽の引退公演を終えて受験勉強に向かおうという不安定な時。友達との関係に悩み「今日は学校に行けないかも」と訴えてきました。
話を聴いていると、次から次へと自分に対しての「負の感情」が沸き起こってきて、自分でもどうしていいのかわからない様子。ですが、負の感情を言葉に出して言い続けているうちに、自分ではどうにもならないことと、自分に出来ることが見えてきたらしい。
ひとしきり喋った後、彼女の口から出てきた言葉は、周りに人に対する感謝の言葉。そして話の最後に言ったのは、
「ママ、話を聴いてくれてありがとう。私はこの家族でよかったと思う」。
それを聞いて、ありがとう、といいたいのはこちらの方だよ、と思うと同時に、彼女の最大の力は「感謝する気持ち」を持っていること、そして、それを自然と口に出して言えることだと感じました。

こんな娘たちとのやり取りを通して思うこと。
家は社会に出るための訓練の場なのだろうということ。
体の痛みも、心の痛みもしっかりと自分で受け止めていくことができたら、
よし、私は大丈夫だと巣立っていけるんじゃないかなと思います。

きっと子どもたちは、長い年月をかけて、少しづつ自分の中に「大丈夫」を増やしてきたのだろうと思います。そして、それに伴って私の中にあった「本当に大丈夫?」という気持ちは「この子なら大丈夫だ!」という確信に変わってきたように思います。
これからは、子どもたちの中に育っている力を信じて、
「あなたならきっと大丈夫!」という気持ちを伝えていきたいなと思います。

さて、埼玉の島さんにバトンを渡します!
次はどんなお話しを聞かせていただけるのか楽しみです。

千葉県/福田潔子 







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