ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

妄想から駒!?


クリちゃんから、バトンを受け取った新潟の櫻井です。

まずは、おばちゃん6人の妄想話にお付き合いくださ
い。
3人集まれば、すでにかしましいおばちゃんが×2倍、
年に1回定期的に出掛ける温泉旅でのお話です。
子どもの部活が縁で出会った私達。まずは、おばちゃ
ん6人のご紹介から。

Yさん(ジムに通い体調管理はバッチリの行動派)
Mさん(手先が器用。最近は“大人のぬりえ”にはまってい

Sさん(老人施設で認知症予防の工作指導中)
Kさん(元保育士)
Hさん(国語教師)
私(子ども好き。日頃よりママ&キッズがよく遊びに来
る)

お家事情もすべてお見通しで家族公認、誰に気兼ねもないこの温泉旅も今年で4回目。
来年は5回目のアニバーサリー!ということで、高級旅館に行こう!と話に花が咲きます。○○が結婚した、孫が生まれた、夫が頑固で困る…等々

前半戦のお決まりの近況報告が済むと、徒然なるままにあるがままの思いをつぶやいては、小笑い大笑いが波のように押し寄せるおばちゃんトークが炸裂し始めました。

私『次男が独立すると、来年から夫と2人暮らしだわ。
部屋が沢山あるから下宿屋でも始めようかしら?』
Y『あら、櫻井さんち、小さな子どもが沢山遊びに来るんでしょ? 庭も広いしいっそ幼稚園でも始めたら〜!』
私『幼稚園ね・・・。楽しそう! やっぱり建てるなら床
は桐よね!あったかいし、柔らかいし』
M『いいわね〜〜それ! 私達も部屋をひとつづつもらって、住み込みで手伝いに行くわよ!ねえ、どう?』
S『ベテラン保育士のKさんもいるし、お絵かきはMさん担当。運動はYさんでしょ、字の勉強はHさん!』
K『うんうん。工作はSさんで、あら〜私達できそうね。給食も作れそうよ!』
H『楽しそうね。いいわ〜』

あれよ、あれよと話が進み、幼稚園の名前まで決まりそうな勢いの妄想話。その楽しい事といったら!

大笑いしながら大盛り上がりのこの妄想話は、私の心にひっそりと…でも確実に納められたのであります。うふふ…。

私は、妄想するのが大好きです。実現した時、まわりの人と一緒に楽しめる妄想が好みです。

これまで妄想からヒントを得て、実際に形にした事が結構あります。

今、自宅の一部を開放して開いている『子育てカフェ』は、妄想2年で実現しました。

息子しかいない私が(女の子とのんびり一緒に手仕事を楽しめたら素敵…)と妄想した『子ども手芸カフェ』は、妄想1カ月のスピード実現でした。
こちらは、初回参加者は1人でしたが、今や年中さんから小6まで、定員10人を超す勢いです。毎回賑やかな女子トークで部屋がピンク色に見えるほど、楽しい一日を手に入れました。

私の妄想実現の決め手は、まずやりたいことを声にすることです。
(自分の中では、妄想から逃げられないように“自ら外堀を埋める作業”と呼んでいます。)

たとえば“子育てカフェ妄想”実現の時は、親しい友人知人に
『ねえ、ママ達がのんびりお茶しながらお喋りしたり、子育ての悩みとか話せる場所があったらいいよね〜。私、いつか作りたいの。そんな場所』
と打ち明けました。
まずは、「あら!いいじゃない!素敵。」という相手の反応だけで、モチベーションアップです。

不思議なもので、声にしたとたん、妄想が現実味をおび自分の中で生き生きと動き出します。
すると、協力者が現れたり、面白いアイデアが浮かんだり、有益な情報をキャッチできたり…。
私の背中を押し、時にはお尻に火をつけ、実現に向けた強力なパワーとなることが次々と起こります。

一方、時には、話した途端に呆れられてしまったり、途中で無理だと頓挫することも
あります。そんな時、その妄想は、心の引き出しにしばらく寝かせておきます。
ご縁があれば、きっと実現可能なタイミングがやってきますし、かたや忘れてしまうものも、あります。
中でも(実現したい! 実現すれば喜んでくれる人がきっといる)と信じている妄想は、妄想自体にパワーがあり、実現率がかなり高めです。
きっと私自身が、妄想をより熱く語り、実現に向けてより積極的に動くせいだと思います。

楽しかった温泉旅行の別れ際、私は友人達に言いました。
「床は、桐にしようと思う。」と。

では藤野さん、2巡目のバトンです。
今度はどんなお話か楽しみです。

新潟県/櫻井美奈子 








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