ハートフルコーチ養成講座初級(5)
1月15日、ハートフルコーチ養成講座初級第5回目が行われました。
年末年始、冬休みを超えてのチェックインでは、参加されている皆さんそれぞれが、講座で学んでいることを、試行錯誤しながらも日々実践されていることを感じました。
今回の講座では、リフレーミングについて学びました。
その時間を共有しながら、私は自分自身が養成講座に通っていた時のことを思い出しました。
当時、幼稚園の年少だった娘に対して「グズグズしないで!何をするにも遅いんだから!」と毎日のように言っていたのです。
ある日、幼稚園の先生から「○○ちゃん(娘の名前)は、何をするのもしっかりと、とても丁寧にできるんですよ」と声をかけていただきました。その時は「そんな見方もあるのか…」と意外に感じたことをはっきり覚えています。
ですが、それ以降は娘が何かをする時、とてもゆっくりで時間がかかっても、
「丁寧にできる」「しっかりとできる」と魔法の呪文のように唱えていたことがあります。気付いたら私自身が「娘のグズで遅い」ことを、あまり気にしなくなっていたということがありました。
自分の見方だけではどうしても「あの人はこうだ」と決めつけることが多いですが、いろいろな方と話したり、見方をちょっと変えてみると、全く違うものになる、ということを実感した体験でした。
講座では、コーチングの練習もします。
「コーチ」という役割について改めて考え、これからも子どもの良きコーチで在るよう、私自身も学び続けたいと思いました。
土田陽子
2012年01月15日(日)
No.12
(ハートフルコーチ養成講座::初級)