エニアグラム2
4月21日と22日の2日間、特別ワークショップ「エニアグラム2」が開催されました。
「エニアグラム2」は、「エニアグラム1」を受講された方を対象としたプログラムで、今回の講座では冒頭で、なぜ、エニアを学ぶのか?を突き詰めて考え、エニアグラムを学ぶ意図=「自分の行き先」を明確にすることから始まりました。
私の「行き先」は「より良い自分であること」でした。
この「行き先」を意識して2日間を過ごした結果、これまでにない体験をしました。
それは、「より良い方向に向かっていくことは心地よい」という感覚と、きっとできる、うまくいく、より良い自分でありたい、願う気持ちがとても大きくなった事です。
より良い自分であるとは、「相手がどうであれ、自分がどうあるか」をしっかりと持っていることだとわかりました。
今までは、「出来ていない自分」がイヤになったり、「醜い自分」に向き合う事が辛いと思う事が多くありました。ですが、まずは、今の自分をきちんと受け止める事が大事。逃げずにそれに向き合う事ができた時、より良い自分に向かって階段を上がっていけることもわかりました。自分と向き合う事は時として辛いこともあります。ですが、それを乗り越えた先で、もっと輝ける自分に出会う事ができるとしたら、やってみようじゃないか、やってみたいという気持ちになりました。そこに向かう道の途中に、困難な事があったとしても、それは成長の過程、喜ばしいことであって、決して辛いことではないようなきがしてきました。
そして、自分だけでなく、すべての人がその人が本来持っている輝きを十分に発揮出来たら、どんなに幸せだろう、そしてそれができれば、よりよい世の中になっていくんじゃないかなぁという気持ちになれました。それは人をどうこうしようとか、世の中をよくしよう、という大げさなものではなく、「自分が本来の自分であること」で、実現していくのではないかと思えるのです。
死にたいと思って生まれてくる赤ちゃんはいない。
生まれてきたからには、よりよく生きたい。
すべての人は、自分が持って生まれた輝きを十分に発揮したいと願っている。
人にとって成長することは喜びである。
というようなフレーズが私の中に湧いてきています。
人はみな「自分らしく生きたいと願っている」そう思えば、腹の立つような相手の言動も受け止められそうな気がします。そして、顔をそむけたくなるようなイヤな自分に出会っても、それ程深刻にならず、「これは成長している証拠だわ!」と笑いながら、受け入れていけるような気がします。
よりよい自分に出会うために、そして幸せな未来のために、これからもエニアグラムを学び続けていたいと思います。
なお、次回の「エニアグラム1」は6月2日&3日に福岡で開催されます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
http://www.heartful-com.org/html/02_09.html
福田潔子
2012年05月05日(土)
No.25
(エニアグラム::エニアグラム2)