活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

エニアグラム 1/ 東京


9月22日と23日の二日間、渋谷で特別ワークショップ「エニアグラム 1」が開催されました。

人はそれぞれ、その人固有の気質を持っています。自分の気質を知って、「自分が何者なのか」に出会うこと。それがこの「エニアグラム1」の目的です。そのためには、まず、「自分はこういう人だ」という先入観を一旦手放すことが大事という講師・菅原の言葉に、ぐぐっと引き込まれていきました。

例えば私は、メールを書くとき文章が長くなり、とても時間がかかることを自覚していました。
この講座に参加したことで、これもまた私の気質から来ることがわかりました。というのも、私の気質は「相手のために!」を大事にするとともに、気遣っていることをわかってほしいと願います。このため、相手の状況を考え、自分が伝えたい内容よりも相手がどう受け取るかを優先して考えるために、メールの内容が長くなりがちで、メールを書く時間もかかっていたのです。
同じ気質のタイプの人同士で語り合うグループワークでこの話をすると、私だけじゃなく、みんな同じ気遣いをしていたことがわかって、安心感と嬉しさがこみ上げてきました。一緒だ!!「愛の受け渡しをする人」たちだ!
(一緒であることを嬉しく感じるのも、私の気質の特徴です)

気質のタイプごとに自分たちの気質を紹介する”発表会”では、タイプの特質がグループの雰囲気にも影響していたり、発表スタイルにも違いがあったり、「そんな考え方をするの?!」といった反応があったりで、笑いあり、驚きあり、納得あり。参考になることばかりでした。
たとえば、
私は息子の行動でとても疑問に感じていたことがありました。はまっているゲームについて、とにかく、パソコンでとことん調べるのです。ゲームをしている時間よりも調べている時間の方が長いくらいです。いったいなぜ、そんなことをするのか、不思議でした。調べることが好きな気質もあるので、その気質のグループの人たちに質問しましたが、「調べること、知ることにエネルギーを注ぐのが好きだから」という答えが、どうも息子と一致しません。けれどもその後で、楽しむことを何よりも大事にする気質の人が、「知りたいからというよりも、ゲームをもっと楽しみたいから調べる」と言うのを聞いて、息子の行動もそれだ!と納得できました。

このように、自分では理解できない子供の行動や思考が腑に落ちて、「この子はこうなんだ」と受け入れられるようになったことが、私にとってとても大きな学びとなりました。息子へのこれからの働きかけや言葉を選ぶ面においても、軸が見えたようで、学び多き楽しい時間でした。

この二日間で、自分を知り、相手を知ることがコミュニケーションの様々な場面で役に立つことを実感。私もそれを人に伝えたいと思いました。

古屋真由美 






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