活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座初級/東京(1)


3月10日 初級講座の新たなクールが東京渋谷で開催されました。

初めての出会いで参加者もアシスタントも少々緊張気味の中で始まりました。1年半前の自分自身を振り返ると右も左もわからずとにかく現状を何とかしたいという思いで参加したのを思い出します。
これから、半年間かけて参加者のお一人お1人が、何かに気付き成長されていくことを思うと、この学びの場の素晴らしさを再確認します。

チェックインの前に講師の菅原からこの講座の目的が話されました。
10年も前の事はもう何も通用しなくなるくらい『変化』の激しい時代に、何を次世代に残すのか・・そう考えると変化してきた理由やこれからどのように変化していくのかという事ではなく、むしろ「ずっと受け継がれてきた普遍的なこと」に目を向けそれを伝えていくことが大切なんだと感じさせられました。
そして、それは個々の知識や情報ではなく、「生き方」として伝えていくことが重要なんだなと感じました。「生き方」さえわかっていれば、たとえどのような時代がこようとも、人は「何が重要で」「何を大切にしたらいいか」ということを自分で探り出し生きていくことができるからです。
それは、自分自身の中に確固たる指針をもつことでもあるのだと思いました。しかし、その指針は人間の根本である、つまり万人が共通して持っているであろうそれを大切にしていくことなのかもしれない、とも感じました。その指針こそ、ハートフルコミュニケーションで提案している、『愛すること』『責任』『人の役に立つよろこび』に他ならないのかもしれないと思いました。
言葉や文化、習慣、価値観さえも違っていたとしても、この3つの事柄は人間の心の奥深くに根付いている人類共通の「普遍的なもの」なのかもしれない・・・だからこそ、私たちは分かり合えるのだ、と感じました。

さて、自己紹介を兼ねたチェックイン。それぞれの方が、それぞれの目的をもってこの講座に参加されています。午後は、テキストに沿っての学びと、「聴くこと」の練習。 こんなこともやっていたんだ、と1年半前の自分自身を思い返すと、ずいぶん忘れてしまっていることも多く恥ずかしくなります。

第1回目を終えたみなさんの感想を聞きながら、半年後、それぞれの方がどの
ように成長されるのかが本当に楽しみになりました。
それは講座を修了した私達にとっても、大きな刺激となります。
私もそうでしたが、今回参加された方々も、一緒に学んで いく仲間との関係の中で成長されていくことでしょう。その成長はその人の周囲への貢献となって伝わっていくことでしょう。
そうした成長の第一歩の様子を、アシスタントとして私も受け取れたことに幸せを感じた一日でした。
ありがとうございます。

廣本真弓 





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