活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

第20回 ハートフルクラブ


7月27日(土)に第20回ハートフルクラブが開催されました。
今回は「いざというときのために〜親子で学ぶ地震対策ワークショップ」を行いました。

講師は、自身も17年前に阪神淡路大震災で被災した経験を持ち、『今すぐできる!ママが子どもを地震から守る本』の著者であり、ハートフルコーチでもある中曽根陽子さんです。

いつ起こるか分からない地震、日本は地震の活動期に入ったとメディアでも盛んに言われ続けています。
2年前の東日本大地震以降、我が家でも枕元に家族分の靴と懐中電灯、リュックに非常用のグッズを詰めなんとなく備えてはいるのですが、今回家の中での備え、外出先での備え、親子が別々の場所にいる時の備えなどのポイントを教えて頂き、まだまだ足りないこと、気付いていないことが沢山ありました。

「非常持ち出しリュックに何を入れる?」のテーマでは、子どもたちに持ち物のイラストが描いてあるカードが配られ、自分だったら何を選ぶか、どうしてそれを持って行くのかを発表するワークを行いました。
子どもたちがそれぞれ一生懸命考え、説明する姿には可愛らしく、関心させられました。
息子はボーイスカウトで教わったことを発表し、みんなが知らない知識を伝えることが出来て嬉しそうでした。

そして、お話の中で特に印象に残ったのは、「自分の身は自分で守る!」という言葉でした。
親はすぐに子どもの身を守ることを考えてしまいがちですが、そうではなく、子どもを守るためにはまず親が自分の身を守ることが大切であるということ。子どもも、いざという時に自分で考えて行動し、自分の命は自分で守れるようにしておくことが大切であるということでした。
日頃から想像力を働かせ考え、工夫し、備えて、練習したり確認しておくということが大切なんだと感じました。
これを機に、家族で改めて備えるという事を真剣に話し合い、実行しようと思いました。

今回は小4の息子と一緒に初めてハートフルの活動に参加しましたが、学校以外で息子が人の話を聞き、考え、発表する姿を見ることができ、楽しく、ちょっと感心しました。
息子にも良い経験になったと思います。
また親子で参加できるようなハートフルの活動があったらぜひ参加したいと思います。

本田聡子1





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