活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルキャラバン in 世田谷のご報告


6月6日(金)烏山区民会館にて、チーム世田谷主催ハートフルキャラバン「子どもの心のコーチング講演会&グループセッション」が行われました。
当日は小雨降りしきる中、85名もの方が参加してくださいました。

ハートフルキャラバンとは菅原裕子の講演会とハートフルコーチによるセッションを併せて体験していただけるプログラムで、まさにハートフルコミュニケーションのエッセンスがぎゅっとつまったものです。
前半は子どもの幸せな自立のために教えたい三つの力‘愛すること、責任、人の役に立つ喜び’とはどんなものかについて講演があり、そのあと子どもの話をどう聞くかをテーマに親役・子ども役に分かれて交互に体験するワークを行いました。ワークでは「わかるわかる!やっちゃうよね」といった共感の声や、「そっか、子どもってこんな気持ちで話しているんだね」といったちょっぴりしんみりした声が上がっていました。

講演会の最後は「ひび割れ壺」のお話でした。この話を何度も聞いていますが、今回も胸がいっぱいになってしまいました。

後半はグループセッションを実施しました。5~6人の小グループに分かれて子育てについて話しました。ハートフルコーチが参加者の気づきをサポートしてくれます。今回は「愛すること」をテーマに子どものいいところ探しをしてみました。はじめは「うーん見つかるかしら…」という雰囲気の参加者もちらほら。でもほかの人の話を聞いているうちにどんどん素敵なところが見つかり、笑いの花があちらこちらのグループに咲いていました。
子育てで奮闘している仲間から新しい視点をもらえ、元気になりました。

私が今回チーム世田谷に入ったのはほんのひと月前。
キャラバン開催に向けた活動は佳境に入っている時期で、メンバーはチラシを配ったり、飾りつけを手作りしたり、スカイプで会議したり…。怒涛の進行に私はすっかり気後れしてしまいました。
でも、活動を見ていて気づいたのは地域にハートフルコミュニケーションの種をもっとまいていきたい、というメンバーの思いでした。
大したことはできないけれど、その思いなら私も持っている、私にできることをやろうと思えました。
去年はいち参加者だったチーム世田谷のハートフルキャラバン。
今回その準備段階から参加してこんなに情熱を持ってやっているんだ!と驚きがたくさんありました。そして参加してくださった皆さんからは「子どもに大好きだよ、と伝えようと思います」「自分もひび割れ壺なんだという話が心に沁みました」「心が軽くなりました」などのうれしい感想をいただきました。
子育てって大変だけど楽しい、なんたって大好きなあの子がいる、そう思ってもらえる時間になったとしたら、これにまさる喜びはありません。

チーム世田谷 /小川美香


2014年06月29日(日) No.183 (会員チーム活動::チームTOKYO)

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