活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座上級/東京(1)


秋晴れの中、ハートフコーチ養成講座上級編がスタートしました。今回のメンバーは初級から継続している方々ということで、顔を合わせるなり「久しぶり!」「元気だった?」と声を掛け合い、近況報告に花が咲いていました。
養成講座の同期は、ほぼ1年かけて共に学ぶ仲間。私も同期の方々とは、今でも仲良くさせて頂いていますが、そういう繋がりができるのも、この講座を通して得られる財産です。
恒例のチェックインも、初級講座終了後から今日までの、それぞれの気づきや、変化、あるいは悩みを語り合い、あっという間に時間が過ぎます。
久しぶりに、アシスタントとして養成講座に参加しましたが、私も自分が養成講座に通っていた当時を思い出し、これまでの時の流れを辿りながら、皆さんの話を聞いていました。

上級講座では、「自分に向き合い、自分を分かち合い、フィードバックを受けることで、客観的に自分をみる目を養うこと」「相手に耳を傾け、観察し、感じ取り、今ここにある相手のありのままを承認すること」を学んで行くのですが、
講座に通っていた当時を思い出すと、その頃の私は、自分の身の回りに起こるさまざまなことを、客観視することが苦手だったと思います。
また、それまで私の周囲にいた友人は、私の話を聞き、アドバイスをくれたり、同調してくれたりはしましたが、私の話をただ受けとめ、客観的な視点でフィードバックをくれるような人はいませんでした。そもそも、フィードバックという言葉も知らなかったかな。

しかし今は、あの頃よりは自分のことを客観視することができるようになりました。
なぜなら、私の話に耳を傾け、受けとめてくれる人がいるからです。
それは主に、ハートフルで学び活動を共にする人たちです。

そうは言っても、もちろん今でも出来事に反応して、感情的になったり、落ち込んだりすることはあります。
でも、そんな時にも、ちょっと立ち止まって息を整えて、自分を客観視することで、必要以上にマイナスの感情にとらわれずに済みます。

今回、アシスタントに参加することで、自分自身を振り返ることができたこと。
「今ここ」を意識して感じることが、いかに大事かということを再確認できたことは、大きな学びになりました。

後半のコーチング講座では、フィードバック役をやらせて頂きましたが、
皆さん一生懸命、相手の話を聞き受けとめようとなさっていました。
上級は、このような実践をくり返します。きっと同期の絆も深まって行くことでしょう。

また、機会を作って参加させて頂きたいと思います。

中曽根陽子






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