活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

セミナーin東京/子どもを幸せに導くしつけのコーチング(3)


9月4日、東京でハートフルセミナーの第3回が開催されました。
このセミナーは、NLP(神経言語プログラミング)を活用し、子どもにどう接して、自分の感情をどうコントロールすると、しつけのストレスが軽減し、子どもを幸せに導くしつけのコーチングが出来るかを学ぶ講座です。 
全4回の講座ですが、第3回は、「児童期の子どものしつけのコーチング」がテーマでした。
若いお母さんからベテランのお母さん、保育士の方など様々な立場の方が集まりました。
私自身は、高2と小6の娘が二人。児童期は過ぎ、思春期の二人に悪戦苦闘しています。

講座では、問題行動を起こした子どもに対し、他にも選択肢があることに気づかせるコーチング対話の練習をしました。
参加者と一緒に実際に対話の練習をすることで、コーチング対話を現実的に学ぶことができます。
自分では予想もしない相手の返答に戸惑い、対応を考えます。色々な立場の参加者の意見を聞き、自分とは違う受け止め方を知ります。
実践練習で、私は焦って重要な過程を飛ばしてしまいました。これではコーチングの目的が果たせません。
「わかるということとそれを活用できるようになることは違います」という講師の言葉に、自分の甘さに気づき、もっともっと練習しなければならないと思いました。

後半では支持命令と声掛けの違いを学び、肯定的な声掛けのレッスンをしました。また、効果的な声掛けの手法も学びました。
しかし、どのような手法も、自分自身の感情をコントロールし冷静になること、相手の気持ちを受け入れることができて、初めて効果が得られるのだと再認識しました。

私の思春期の娘達は、親のコントロールの意図を少しでも感じるとそっぽを向いてしまいますし、本人に任せようと放任していると、子どもの大事な変化を見過ごしてしまうことがあります。子どもとの適切な距離を探りながら、子どもの気持ちに本当に共感した肯定的な声掛けを、一日一回、行うことを目標に過ごしてみようと思いました。

以前にもこのセミナーを受講したことがありますが、講義内容はさらに進化し、受講した色々な人との出会いに刺激を受け、新しい気づきに出会うことができました。
親として、人として、自分自身の選択肢を増やすために、本を読んでいるだけでは得られないリアルな学びの場にまた参加したいと思います。

第4回 思春期の子どものしつけのコーチング「思春期の見守り方」は12月11日です。
詳しくはHPをご覧ください。
http://www.heartful-com.org/html/02_17.html

山下佐智代

   


                          
2016年09月14日(水) No.115 (セミナー::in 関東)

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