活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

セミナーin東京/子どもを幸せに導くしつけのコーチング(1)


2月11日に東京でハートフルセミナー「子どもを幸せに導くしつけのコーチング」の第1回目が開催されました。
参加者は、幼児から成人された方までお子さんの年齢も様々で、他にも教育関係の仕事をされている方もいらっしゃいました。
今回のテーマは「親の感情のコントロール」です。怒りに自分を乗っ取られて子どもに怒ってしまい、後で後悔するということはよくありますよね。今回はそんな自分の感情との向き合い方を学びました。

私が印象に残ったのは、怒る理由は一見相手にあるように見えますが、実は自分の中にある「〜するべき・〜するべきではない」という観念に縛られているからということです。
そうして振り返ってみると、私にもたくさんの「〜するべき」があることに気づきました。

私には18歳の娘と14歳の息子がいます。最近は息子の言動に怒りを覚えることが多くありました。例えばぞんざいな態度をとる時には、思春期だとは思っていながらもつい怒ってしまいます。それは「親や目上の人には敬意を持って接するべき」という観念があるからです。他にも「部屋は片づけるべき」「使ったものは元の場所に戻すべき」等…。その私の観念からくる期待にそわないからでした。
私はこの自分の持っている「べき」に気づきいたら、息子にやさしく接することができました。すると息子がいつも以上に話をしてくれました。自分の「べき」を手放すことができると相手の立場になって考える余裕ができ、大らかに接することができると実感しました。

また、すぐに反応せずにイライラしている自分に向き合うことも学びました。そして基にある感情に気づき、それを伝えること。「もっとやさしく接してほしい」「そんな態度をされると悲しい」と、怒らずに気持ちを伝えているイメージを何度もリハーサルして身に付けたいと思いました。

次回は3月4日(土)です。2回目のテーマは乳幼児期「気持ちを受け止めよう」です。人としての土台ができる大切な時期に私たち親ができることをご一緒に学びたいと思います。みなさまのご参加をお待ちしております。

荻野留美子 




2017年02月22日(水) No.123 (セミナー::in 関東)

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