活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座初級/東京(1)


養成講座初級の初日、アシスタントとして参加しました。
私は3年前にこの養成講座が修了して、時間がだいぶ経ちました。その当時を思い出して、なんだか初々しい気持ちでいっぱいでした。

初日ということもあり、開始前は、静かで、どこか緊張している空気がありました。講師の菅原からは養成講座で何を学ぶかの説明があり、そのあとは恒例のチェックイン。受講生からは参加された目的や現状を話され、「うちもそんなことあったな」など頷いている方が多くいました。

午後はリフレーミングとコーチングの基本である「傾聴」を学びました。
リフレーミングとは、見方を変えてみる、ということ。例えば、子どもが「飽きっぽい」と否定的に見ていることを「好奇心旺盛」と肯定的に見てみる、というものです。

私は塾講師をしていて、毎日たくさんの子どもと接しています。
ある女子中学生はこつこつ勉強して、それなりに成績を取っているのですが、いつ話しても「自信がない…」と言います。私が「慎重だよね。周りからどう思われているか、考えたりしているんだね」と伝えたところ、「そうなんです」と返答がありました。そのあとも色々と話して、最後には少しだけ自信がついた顔つきでした。
私はリフレーミングを学んで、相手を否定的に見ている私がその人を肯定的に見ることができれば、私自身そして相手の可能性が広がると思いました。
「この世に、ダメな人はいません。壊れている人もいません。その人を『ダメな
人』と見ているあなたがいる」という菅原さんの言葉が心に沁みました。

「傾聴」では、2人1組になって、話す人、聴く人役になって、練習しました。
座る位置や、身振りや顔つきで、ずいぶん変わるんだなと大きな気づきを得られた方も多かったようです。
これから半年間の初級講座のアシスタントを務めますが、学び続ける大切さを改
めて感じました。

大堀 貴 





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