活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

エニアグラム1


4月15、16日の2日間、東京で
「エニアグラム1」が開催されました。
参加者は子育てに悩んでいる方、知人の紹介で参加された方、そして先月行われたエニアグラム・ワンディプログラム(エニアグラム入門編)に参加されもっと深く学びたいという思いで参加された方等、総勢20名での学びの場でした。
私のように再受講された方も数名いらっしゃいました。

私は2年位前にエニア1、2、3と受講して、その流れでハートフルコーチ養成講座でハートフルコミュニケーションを学びました。
養成講座で学んでいるうちに「私」の気質が自分にもたらす影響、そしてその「私」が子どもやまわりの人に与える影響がとても大きいことに気付きました。それが今回、エニアグラム1を再受講をした理由です。

チェックインが終わって気質の分類テストへと進んでいくと、参加者の方から「分類テストに書かれている言葉の捉え方がわかりません」とか、家族の人に「自分が何番、子どもが何番だと知ってどうなるの?」と言われたとか、リアルな質問が飛び交います。

まさしく私が最初に参加した時がそうでした。まったく同じような疑問が頭の中をよぎったことを思い出しました。
自分の気質のタイプ判定もそこそこの時点で、「じゃ夫は何番かしら? 子どもは何番?」とその気質のタイプ番号あてに気持ちがいき、挙句の果てに夫から「何番と分かってどうなるの?」と聞かれ、その質問に上手く答えられませんでした。
その後、養成講座で学んだことで、ハートフルコミュニケーションの心の学びとエニアグラムの知識とがつながり、腑に落ちてきました。
もし今、「何番とわかってどうなるの?」と聞かれたら、自分の気質のタイプが分かることにより、自分を知り、自分を受け入れるきっかけができること、そして自分のまわりには自分と違った価値観で生きている人がいて、その人たちのことも受け入れようと思うきっかけができることになると答えると思います。

2日目には、気質のタイプ別に自分の気質紹介を行いました。その際、異なる気質同士の意見のぶつかり合いもあり、まさに真剣な学びの場となりました。
その相手の気質をもっと知りたいと思えば思うほど「?」は増し、迷いの渦に入ってしまうことがありますが、前回のエニア1では分からなかったことが今なら少し分かる気がします。

私の場合、それは家族の気質です。特に子どもたちについて、以前は「同じような環境で育ってきたのに、どうしてこんなに違うのだろう」「子どもがそれぞれ同じような内容の愚痴を言っているだけなのに、私の受け止め方が変わってしまうのはなぜだろうか?」と、自分とは気質が違うと分かってはいても、なかなか受け入れられず頭の中でグルグル考えてばかりでした。
前回のエニア1では自分の気質と向き合うのが精一杯でしたが、再受講することで改めて自分の気質と自分以外の気質のどちらも受け入れられる私になることが大事だと再確認しました。

二日間の講座の最後は、講師の菅原の「自分がこういう人と分かってはじめて、誰かのことが受け入れられる。どんな気質も受け止めようと思いましょう」という言葉で締めくくられました。
学ぶことによって自分の知らなかった自分に出会えることが楽しくなってきました。学び続けたいと再確認したエニアグラム1でした。

ハートフルコーチ・比嘉まゆみ 




《 今後のエニアグラム・プログラムのご紹介 》
 ▶初めての方には>>>第33回ハートフルクラブ(大阪)
 ▶エニアグラム1を受講された方には>>>エニアグラム2(東京)








2017年05月05日(金) No.131 (エニアグラム::エニアグラム1)

No. PASS