活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

エニアグラム1in大阪


7月29日、30日の2日間、大阪市内で「エニアグラム1」が開催されました。参加者は、自分の取扱説明書が欲しいという人、子育てに悩んでいる人、5月のセミナーに参加し興味を持った人、再受講の人など総勢25名でした。

私は昨年ハートフルコーチ養成講座を受講した時から、「気質」のことがとても気になっていました。日常生活において、主人や息子から「僕たちとは視点が違う」とか「考え方がズレてるよね」などと言われることがあります。私自身は、「何が?」「どこが?」といつも「?」でいっぱいでした。
そんな「私」も好きなのですが、「じゃ私はどんな人?」と深く知りたくなり、また、彼らはどんな見え方や考え方をしているんだろうと思うようにもなりました。仕事上人と関わることが多いので、気質の「タイプ」を知り、相手のことをより理解できるようにと思い参加しました。

1日目は、9つの気質についての説明の後、分類テストにより自分自身の気質のタイプを知り、同じタイプの参加者と思いを共有し、とても楽しい時間を過ごすことができました。
2日目は、気質のタイプごとの発表があり、傷つくことにおそれなかったり、本等きちんと並んでないと気がすまなかったり、かっこ良くみられたかったり、それぞれのタイプにより習慣や考え方に違いがあることを知ることができました。
また息子のタイプ(私が予測する)の発表では、まさしく日頃の息子の言動と同じで本当にびっくりしました。

大学4年生になる彼は、人と関わることをあまり好まず、人からの問いかけにもほとんど無表情で、うなずくか一言二言返す程度なので、母としては「もう少し愛想良くできないのかな」と思うことが度々ありました。
また、初めて病院等に行く場合やわからないことがあっても、人に意見を求めることはせずパソコンや本で彼自身が納得するまで調べています。
その反面、彼が好きなスポーツ全般の話をする時は(私が興味がなくても)、好きなチームの勝敗はもちろんのこと「こんな素晴らしいプレイがあった」とか監督の采配がどうだとか、選手の育成についてこう思うとか熱く時間がたつのも忘れるぐらい語り続けます。
これらの行動は、本来彼が持っている気質で、それをいかに輝きある人生に私たちが導いていけるかが大切だということに気づけた感動の1日でした。

今までは私の価値観で、主人や息子を見ていましたが、これからはいろんな角度から観察し、それぞれの「タイプ」を理解し、共に受け入れながらたのしく過ごしていきたいなと思いました。
また、仕事では意見を求められたり、相談を受けたりすることもあるので、「このタイプはこう考えるんだ」とか「そういう行動をとるんだ」とその人たちの「ありのまま」を受け入れ、コミュニケーションをとっていこうと思います。

最後に講師の菅原から、「タイプが分かったから終わりではなく、そこから学びが始まります。そのタイプの本質的な輝きを生きるための取り組みをはじめましょう」という言葉をいただきました。2日間の学びを家庭や職場でいかせるようにこれからも学び続けていきます。

ハートフルコーチ・幸崎圭重 





No. PASS