活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

ハートフルコーチ養成講座初級/東京(6)


9月3日、ハートフル養成講座初級の6回目にアシスタントとして参加いたしました。
この6回目は初級講座の最終日。1回目からアシスタントとして参加しておりますが、会場の雰囲気は回を重ねるごとに温かくなっていくことがわかりました。

まずは恒例のチェックイン。今まで学んできた「リフレーミング」や「傾聴」、「区別化」などを生活で活かしてどのように変化したのか、お互いにシェアする大切な時間となりました。この半年間の大きな学びの成果がお互いに感じられると思いました。

その後は「子どもを幸せにするしつけ」について学びました。
「その人にとっていいもの/ことであると、その人は望ましいことを行動する」と講師の菅原からありました。例えば…一人で留守番している時に⇒宿題をやったら⇒お母さんが喜んだ⇒一人でも宿題をやる、のようにです。

私は塾講師をしていて、昔、真逆のことを生徒にやっていました。宿題をやってこない生徒に対して「なんでやってこないんだ! やらないと成績が上がらないよ!」と怒っていました。もちろん、それでやる生徒もいますが、それでもやらない生徒に対してさらに怒っていました。
そのうち生徒の反応は「わかっているよ。うるさいな」となっていき、悪循
環になるのがわかりました。
そこで私はやり方を変えて、基本やってきたことに対して認めるようにしました。
「部活が大変でギリギリにやった」生徒に対して「部活が大変でもやってきてくれたんだね」や、「この問題が難しかった」に対して「すごい! できるじゃ
ん!」と言ってみたり。それぞれ生徒がどういう反応を欲しているかを観察しながら、言うようにしました。そうしたら、宿題をやってくることが当たり前になりました。
もちろん、宿題をやってくるのは当然かもしれません。しかし、こちらの言い方一つで大きく変化することを気づきました。

初級講座が最終日となり、最後は涙あり、笑いありと和やかでした。上級講座に進む方、初級講座で終わる方と様々ですが、これからも学び続けたい、学び続けてほしいと願うばかりでした。

ハートフルコーチ・大堀 貴 





No. PASS