活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

エニアグラム1(関西)


ハートフルコーチ養成講座を受けている時、「気質」という言葉を何度も耳にしました。そしてその「気質」は生まれ持ったものでかえることができない・・・ということを知りました。それならばその「気質」は一体何なのかを知ろうと思い、エニアグラムの講習を受けることにしました。

私には、2人の子どもがいます。性別は違いますが、同じように愛情を注ぎ、同じように育ててきたつもりではいます。しかし、なぜか受け取る子どもの反応は違いました。息子は私の存在など全く気にすることなく、いつも1人の世界を楽しみ、娘は何でも私に聞いてきました。

息子はもう20歳になりましたが、発達障がいがあります。私は息子の不思議な言動を「発達障がいだから・・・」と思っていた部分があり、どうにかして健常児に近づけようとしていました。
しかしこのエニアグラムを学んで、発達障がいだからではなく、そもそもの気質からくる言動だったことを知り、少しほっとした自分がいました。もっと早くエニアグラムを知っていれば、息子の言動に振り回されずにすんだかもしれないな・・・と思うと、私と同じ状況で悩んでおられる保護者にこのエニアグラムを伝えていくことが私の役目なのかもしれないと思いました。

私は障がい児と関わる仕事をしており、その保護者と話す機会が毎日あります。話の内容は、「なぜこんな行動をするのか?」「なぜ私の言うことを聞いてくれないのか?」「なぜこんなにひねくれたことを言うのか?」と、「なぜ?」の嵐です。
この「なぜ?」を少しでも解決するには、まず子どもの気質を知り、そして母親である自分の気質も知ったうえで、どういう対処法が有効なのかを勉強することだと思いました。そうすれば、親子関係がかなり良好になると感じました。もちろん、発達障がいからくる行動や言動もあると思いますが、子どもの気質を知ることで親として次の一手が変わってくるように思います。

2日間エニアグラムの講習を受け、自分とは違う気質の人の話を聞き、こんなにも考え方が違うということにも正直驚いています。
自分の考えが「普通」「一般的」と思っていましたが、それは大きな間違いでした。「この気質だからこういった行動を取るんだな」と思うことで、「それならばこのアプローチでいってみよう!」と、こちらも作戦を練りやすくなると思いました。

まだエニアグラム1しか受けていないので、引き続きエニアグラムの勉強をしていくつもりです。
2018年09月28日(金) No.233 (エニアグラム::エニアグラム1)

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