活動記録

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

第43回ハートフルクラブ


11月23日(月・祝)に第43回ハートフルクラブをオンラインで開催しました。
今回のハートフルクラブでは〈気持ちをもっと伝えよう「あの人に届けたいハートフルメッセージ」〉と題して、ハートフルコミュニケーション代表の菅原裕子がファシリテーターを務め、全国から集まった45人のみなさんとメッセージづくりをしました。

ハートフルコミュニケーションが毎朝8時に配信しているハートフルメッセージ。
それは、「毎朝娘を叱ってばかりで悲しい」というあるお母さんの一言をきっかりに、日々子育てを頑張っている全国のお母さん、お父さんに毎朝、優しい気持ちになれるメッセージや元気になれるメッセージを届けたい!そんな思いから始まりました。
ハートフルコーチたちがふだんの生活の中で感じたことや子育ての経験の中から気づいたことをメッセージにしています。「気分が上がりました!」「思わず涙がこぼれました」「私のことを見ている?と思うくらいぴったりなメッセージで驚きました(笑)」などたくさんの感想が寄せられ、8年目を迎えた現在は1500名を超える方に毎朝メッセージをに毎朝お届けしています。(▶▶▶ご登録は
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今回のメッセージづくりでのテーマは2つ。
「あなたの心に響くメッセージ」と「あの人の心に届くメッセージ」。
ひとつ目の「あなたの心に響くメッセージ」では、自分の心に残る体験をもとにそこから生まれる想いを言葉にしてみること。メッセージづくりの前に少人数のグループに分かれ、いつ、誰に、どんな状況でなんと言われたのか、何が見えたのか、体が感じたことなど、心に残っている体験を語り合いました。
ふたつ目の「あの人の心に届くメッセージ」では、相手によって感じ方や響き方にどんな違いがあるのかをエニアグラムのセンターを例に挙げ3つのメッセージを紹介しました。
そのうえで、今メッセージを贈りたい人は誰か。なぜ贈りたいのか、何を伝えたいのかをグループに分かれて話し、その想いをメッセージに込めました。

グループセッションでは笑いあり、涙あり!心に染み入るエピソードや自分の気持ちを言葉にすることで改めてわかった想いなどをお互いに語り、耳を傾け、感想を伝えあいました。菅原の言う、「今の気持ちを正直に味わうと一番深い所で想っていることに気づく」ということをセッションの中で体験した人がいたのではないでしょうか。

いずれのテーマもグループセッションを終えた後、考えすぎない。カッコイイ言葉や難しいことを言わなくていい。ひらめきはすぐに逃げていくのですぐにメモをして後から肉付けをするなどメッセージをつくるコツを聞き、さっそくメッセージづくりに挑戦しました。
つくったメッセージはグループに分かれ全員が発表し、さらにそれぞれのグループで選んだメッセージを全体でひとつずつで発表しました。
メッセージは温かいもの、力強いもの、個性的でユーモアいっぱいなものなど多様にわたりましたが、そのどれもが愛にあふれていました。

今回は2つのテーマでメッセージをつくりましたが、自分の体験を振り返るとき、誰かにメッセージを贈るとき、いずれもそこには自分以外の人が存在しています。その人へ心を寄せることで想いがあふれ、そこから言葉を選んでいく。私自身は、その過程の中で自分がその人に対してどんな想いを抱いているのか、自分にとってどんな存在なのかを改めて考える時間になりました。それは相手を想う時間と同時に自分を見つめる時間でもあったと思います。
発表を聴きながら深くうなずく様子や笑顔が画面いっぱいに広がり、短い時間でしたが、「誰かを思って言葉を紡ぐ幸せな時間」と「ひとつのメッセージの中にたくさんの想いが詰まっている」ことをみんなで共有できた素敵な時間となりました。
あなたの日々がメッセージであふれますように!

ハートフルコーチ・上村明美 



2020年12月08日(火) No.259 (ハートフルクラブ)

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