活動報告　～NPO法人　ハートフルコミュニケーション～

３年ぶりの対面開催！大阪ハートフルキャラバン

７月３１日（日）大阪府立男女共同参画・青少年センター≪ドーンセンター≫にて、チームWEST主催のハートフルキャラバンを開催しました。
ハートフルキャラバンとは、『子どもの心のコーチング』の著者である菅原裕子による講演と、参加者数名とハートフルコーチが輪になって語り合うハートフルセッションを合わせて体験できるイベントです。

今回コロナ禍で、予定より定員を削減しての開催となりましたが、より多くの方に参加していただきたいと考え、会場での講演を生配信することでオンライン参加をできるようにしました。初めてのハイブリッド開催は、会場参加２２名、オンライン参加１５名の合計３７名となりました。ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

講演のテーマは「思春期の子どもの心のコーチング」です。
今回は約３年ぶりの対面開催ということで、待ちに待った思いを抱えてご来場くださった方が多くいらっしゃいました。講演中にはメモをしっかりと取られる方やじっと前を向いて聴き入る方など、参加者一人一人の熱量を感じることができました。

講演後にグループセッションが行われました。会場では参加者が輪になって、オンラインではグループに分かれる機能を利用し、グループごとに講演の感想や気づきを話しました。すぐに和気あいあいと話が弾み、会場のあちこちから、「おなじや～」「あ～そうなんや」「そんなときどうしてる？」と共感し合い、一緒に考えたりしながら、それぞれの思いを言葉にしていました。
今回、私もハートフルコーチとして一つのグループセッションに参加しました。

私の末の息子はダウン症で、悩むことも日々起こり得るのですが、みなさんのお話を聴きながら、障害のあるなしに関わらず、みんな同じで思春期はやってきて、親は悩む。こうして話す場が必要なんだ。だから、私はハートフルのコーチになったんだと改めて思いました。
気が付けば時間があっという間に過ぎてしまいました。セッションの終わりには、「また講演会に参加したい」「エニアグラムはいつありますか？」と次の講演会を待ち望む声や講座参加への意欲を感じました。

最後に講師菅原への質疑応答の時間がありました。来場者からもオンライン参加者からも質問があり、菅原が質問者と対話をしながら答えました。
菅原のボディランゲージも交え体全体を使って話す姿から、質問者だけでなく参加者全員がその思いを受け取り、会場が温かいムードに包まれました。

参加者のアンケートでは、「菅原さんから出るパワーと言葉に感動しました。」「参加者の方と話すことで、悩んでいるのは自分だけでないと気づきました。」「家に帰って子どもに対して優しい気持ちで接することができました。」など嬉しいお言葉をたくさんいただきました。
また、今回、初の試みでオンラインでも参加できるハイブリッド開催という形をとらせていただきましたが、オンライン参加の方からも「会場の熱気が伝わってきました。参加してよかった。」「丁寧な対応で、温かい場を共有できました。」と喜びの声をいただき、ほっとしました。
今回の経験を活かし、更に満足いただけるような場作りができるように頑張って参ります。次回のハートフルキャラバン開催をお楽しみにお待ちください。

チームWEST／馬場富美江　

2022年08月22日（月） No.282 (会員チーム活動::チームWEST（関西）)

プログラム当日の様子や概要などをハートフルコーチがお伝えします

３年ぶりの対面開催！大阪ハートフルキャラバン