ハートフルキャラバン 〜思春期の子どもの心のコーチング〜
令和8年5月24日(日)、東大阪市文化創造館にて、チームWEST主催の「ハートフルキャラバン」を開催しました。 テーマは『思春期の子どもの心のコーチング』。講演会とグループセッションの二本立てで行いました。
前半は、当法人代表・菅原裕子による講演、後半は参加者とハートフルコーチがグループに分かれて語り合うハートフルセッションを実施しました。当日は42名の方にご参加いただきました。
講演では、菅原著『10代の子どもの心のコーチング』をもとに、「子どもの幸せな自立とは何か」についてお話しいただきました。参加者のみなさんはパワーポイントを見ながら、菅原のわかりやすい語りにどんどん引き込まれていく様子が印象的でした。
思春期に子どもが自分らしさを形づくっていく過程や、親がその変化を見落としやすいことに触れながら、親のかかわり方も少しずつ変化していくというお話もありました。子どもが持つ力を支え、伸ばしていく視点について語られ、参加者の皆さんは静かに頷きながら耳を傾けておられました。
私自身も思春期真っ只中の子どもを持つ親なので、話のすべてが興味深く、とても参考になりました。
講演のなかでも、私が特に心を動かされたのは「有能感と劣等感」の話でした。 “できる”も“できない”も、どちらも自分を形づくる大切な一部であり、全部ひっくるめて「これが私」と受け止めていくこと。その言葉が胸にすっと入ってきました。
さらに、思春期の親の役割として語られた「子どもが幸せになる才能を引き出す」という視点にも強く共感しました。子どもが自分らしさを育てていく時期だからこそ、親が“できる・できない”に目を向けすぎず、その子が持つ力を信じて支えていく姿勢が大切なのだと、改めて感じました。
最近の私自身のテーマとも重なる部分があり、 うまくいく日も、そうでない日も、 そして好きな自分も、嫌いだと感じる自分も、 そのすべてをまるごと認めていく感覚を大切にしたいと思っています。 講演で語られた言葉の数々が、今の私の背中をそっと押してくれたように感じました。
後半のセッションでは、少人数のグループに分かれ、講演を通して感じたことや日々の子どもとの関わりについて、思い思いに語り合う時間がありました。参加者同士が経験を共有しながら、「今日からできる小さな一歩」についても自然と話が広がり、場全体がふんわりとあたたかい空気に包まれていました。
セッションの場には安心感があり、静かに話をされる方、笑いが生まれるグループなど、それぞれが自分のペースで言葉を紡いでいく姿が印象的でした。
私自身もセッションコーチとして参加しましたが、みなさんが講演を通して得た気づきや「これからやってみよう」と思われたことを語ってくださり、その前向きな姿勢に触れられたことがとても嬉しかったです。
終了後の感想でも、「気づきがあった」「今日からやってみます」といった声が多く寄せられ、参加者のみなさんが子育てに前向きに取り組もうとされている気持ちが伝わってきました。
これからも定期的にキャラバンを開催し、子育てに悩んでいる方や、子育てを楽しめない方に寄り添える場をつくっていけたらと感じました。
ハートフルコーチ 吉野幸女
2026年06月07日(日)
No.333
(会員チーム活動::チームWEST(関西))




