ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

質問のちから


おはようございます、倉敷の三谷良子です。

岐阜のいづみさんと 息子さんの“箸を使う練習”でのやりとりが、
きっと楽しいものになっていることでしょうね!
一生懸命さが伝わってきて、うちの孫もそのうちかなと楽しみです。

さて、いづみさんの体験とはやや異なるのですが、言葉ひとつで反応や気づきが変化した例をご紹介します。
地元で私が所属しているグループの学習会リハーサルでの出来事。
テーマは、“弱さの裏にある「大事な自分の強み」に気づくこと”。
まず、聞き手が、Aさんに、今までの体験の中での失敗などを尋ね、
その中にあるAさんの弱さについて聞きました。
Aさんは、自分の弱さ(家族や知人の存在に気づいた時に気軽に声をかけたり、仕事先で声をかけられたときに素直に応じていないなど)を何とかしたいと答えました。
そして、聞き手: Aさんの弱さには、どんな良さが隠れていると思いますか?
ところがAさんは:その弱さを何とか変えたいのです。それで、今回の学習会に参加したのです。

Aさんの思いは変化したい自分、素敵に成長した自分への思いがいっぱいのように感じられました。
そこで、私は、台本にない質問をしてみました。
“Aさん、ずっとそんなふうに(すぐに声をかけなかったり、素直に応じれなかったりと)人に接してこられて、そのことで何か得ているものがありますか?”
すると、Aさんは、はっとされた様子で、
「そういえば、周りの人が良くしてくれている!例えば、式典用の洋服を買いに行く時間がなくて、どうしようと思っていたときに、“これを着て行きな!”とタイミングよくプレゼントされたり。。。本当に周囲の人たちに守られているということに気づいた!
この問題は解決できた!!」と、笑顔で晴れやかに反応してくれました。

Aさんは、あるがままの自分でいいこと、それが強みになっていることにきっと気づかれたのでしょう。
日頃、あまり質問に自信がなかったので、私もびっくり!質問の言葉の大切さを実感した出来事でした。これからも人の思いに寄り添った“質問力”を磨いていきたいものだと日々精進です。。。

次は、5巡目へ。神奈川県の米澤さんへバトンを送ります。
お楽しみに!!

 

岡山県/三谷良子  



                   

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