ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

見方をちょっと変えてみると


街中がイルミネーションで光輝く12月になりました。
見ているだけで、何だか気分もキラキラ&ウキウキしてきますね〜♪
福岡のともみんです。

ジーニー家の揺さぶりエピソード。
思わず「あるある!!」とパソコンに向かって叫んじゃいました(笑)

我が家ですが・・・
只今、激しく揺さぶられる毎日を過ごしております。

実は・・・
最愛のパートナーが脳梗塞で倒れ、只今入院中なのです。
左半身に麻痺があり、高次脳機能障害という症状がでています。
高次脳機能障害とは、脳の機能に障害のこと。
人によって色んな症状があるようですが、
彼の場合、落ち着きがなくなり衝動的になり、記憶力・注意力・集中力などに障害が見られます。

態度はデカいが、実はガラスのハートを持つ彼。
思うように身動きできず、自尊心が打ち砕かれるような毎日。
しかも、高次脳機能障害に本人も混乱。
胃潰瘍ができるほどストレスフルな彼が当れるのは私しかいないわけで・・・。

口の端をチョンチョンと押さえるだけにテイッシュを1日に2箱ぐらい使っちゃったり、
何度も同じことを言ったり、聞いたり、
リハビリ・食事なども集中が続かなくて途中で何度も中座したり、
とにかく色々と、イラッとすることをするのです。

一番つらいのは彼だとわかってはいても、彼からの激しい揺さぶり攻撃にキレそうになることも度々。
もちろん、ついキレちゃうこともありました。
しかし殆どは「観察」「共感」「ユーモア」で切り抜けられるようになっているのも事実。
「”気質”に合わせる」「“できる”を探す」「力を信じる」そして「あるがままを受け入れる」など
今迄学んできたコーチングやエニアグラム、NLP(神経言語プログラミング)が、激しい揺れのストッパーになってくれています。

自分に対しては、
彼と愛犬と一緒に、再び近所を散歩することを未来にイメージして“今”を過ごしています。
そして、この体験が今後の私の力になる、ピンチはチャンス!と視点を変えました。

彼に対しては、
出来ないことが増えて落ち込んでいるので、些細なことでも“できる”を見つけて彼に伝えています。
耳で聞くだけでは忘れてしまうので、書いて見せて、自分で読んでもらうことで記憶を助けるという工夫をしています。
「飽きた」といっては5分おきに席を離れたがる時には「じゃあ、冒険の旅にいこっか!」と楽しく移動します。
看護師さんやリハビリの先生たちには、彼の気質にあう対応をお伝えして活用してもらっています。

特に、「出来事は変えられないけれど、見方は変えられる」という学びが大変役に立ちました。
周囲が驚くほど笑顔で毎日を送れるのは、そんな学びのお陰だと感謝しています。

実は、私はブログに彼のことを書くかどうか、3ヶ月迷いました。
散々迷った挙句、今回シェアしようという気持ちになったのは、
患者本人だけでなくご家族も含め多くの人たちが「入院生活の大変さ」で苦しんでいることを体験したからです。

視点をちょっと変えてみれば、笑顔で毎日を過ごすことができる。

そんな私たちの体験が、大変な思いを抱えている誰かのお役に立てたら幸いです。
大変だからこそ、何気ない気遣いが余計に心に沁みます。
私たちの毎日は、愛と感謝でいっぱいです。

ちょっと長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。

お次は、4人の子育てしながら全国を飛び回り仕事もこなしながらいつも爽やか笑顔の なおちゃんです。
きっと大変だろうにそんなそぶりを全くみせない笑顔の裏側にあるもの、ちょっとだけ教えてほしいな〜(笑)

福岡県/西木戸知美 








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