ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

怒りそうになったとき


こんにちは。かずぱるさんからバトンを受け取った平沢恭子です。
「今を楽しむ」、すてきな目標ですね! 心がけるといいことがおきそうです。
見習いたいと思いつつ、その心がけを邪魔する感情があることに気がつきました。
それは「怒り」。私の場合、ついつい怒りが先行して、その瞬間を楽しむ心のゆとりがもてないことが多いようです。
どうしたらうまくできるかな、とつらつら考えていたら、ある体験から自分らしい乗り切り方を思いついたのでご紹介したいと思います。

年末年始に夫の実家、新潟で露天風呂温泉に行ったときのことです。
男湯は夫と長男、女湯は私と次男という組み合わせで入ることにし、脱衣場で服を脱いでいると、
4歳の次男が「おしっこ〜」と言い出しました。トイレは脱衣場から30メートル離れた外の場所にあります。雪が積もった階段をおり、坂をくだらねばなりません。
雪見温泉をウキウキと楽しみにしていた私は、一転どんよりとした気分になりました。
『遠くてやだな。服脱いじゃったし。なんでさっき行っておかなかったのかなあ・・・』。
そうはいっても次男の尿意がとまるわけはなく、ため息をつきつつも急いで服を着て、トイレに急行しました。
用をたして、来た雪道を戻り、さあとばかりに服を脱ぎ始めたところで、今度は「うんこ〜」。
その瞬間、私の心に重く立ち込めていた暗雲から、ぴかっと落雷が落ちました。
「もーーー!! なんでさっき言わないのっ!!。」
そうは言っても便意がとまるわけはなく、「もれる〜」というので、プンプン怒りながら再びトイレに急行。
ところが、私の怒りにふれて便意を喪失した次男は「やっぱり、でない〜」
グレードアップした怒りをもてあましつつ、脱衣場に戻ると、ちょうど夫と長男が気持ちよさそうに男湯からでてくるところに遭遇しました。
そのあと、罪のない夫に怒りをぶつけるという展開となったのは、言うまでもありません。
もちろん、このあとちゃんと次男と雪見風呂を満喫し、あがるころには気分は爽快。すっかりご機嫌になっていたのですから、
今となっては「4歳なんだから、ありがちだよね。なにもそんなに怒る必要はなかったかも」とクールダウンして考えられる出来事です。

そんな出来事を思い出し、このときの体験を糧にクールダウンする方法を考えてみました。
思いついたのは、「怒りそうになったときは、好きなことで気分転換する」です。
どんなに怒っていても、露天風呂という気持ちのよい別世界に飛び込むと、気分は一新したことに気づいた私。
それをもとにトライしてみたことは、「いらいらしたとき」、「余計な一言をいいそうになったとき」は、
「好きなラジオをつける」、「好みの雑誌を眺める」、「ぱっと買い物へ出かける」。
露天風呂ほど効果がないにしても、怒りから目をそらす効果はあり、クールダウンできます。
また、「シンクを磨く」、「トイレ掃除をする」なども意外と効果を発揮することを発見。無我の境地でせっせと磨いていると、
気持ちもすっきりして、気づくと落ち着いた気持ちを取り戻せています。磨いた場所もキレイになるので一石二鳥です。
たいしたことではないかもしれませんが、怒りの感情が爆発しそうになっととき、自分なりの方法をもっておくと
「今を楽しむ」心のゆとりができるように感じています。

さて、お次はジ〜ニ〜さん。アイデアマンの佐々木さんはたくさん気分転換方法のカードをもってそうですね。次回のブログを楽しみにしています。

東京都/平沢恭子 






No. PASS