ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

娘が”揉み手”で教えてくれたこと


みなさまこんにちは。千葉のかずぱること藤田和枝です。

斉藤さんの、
『その木がどんな性質かをよく知り、それにあわせて余計な手出しはせず、
成長のサポートをする。』という言葉。
最近、余計な手出し口出しばかりして、息子に「ママ黙って!」と
言われている私にヒットしました。花育ても子育ても、ちょうどよい按配が
大事なんですね。気をつけて、成長を見守りたいと思います。
ハナミズキ私も大好きな花。来年が楽しみですね♪

さて、我が家の今回のエピソードは娘とのコミュニケーションについてです。
1歳を過ぎて、かたことのおしゃべりができるようになった娘ですが、
さすがに言葉だけでは自分の意志全てを伝えられず、代わりに手や
ジェスチャーを使う”ベビーサイン”で自分の要求を伝えてきます。

ベビーサインとは、まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんと、
手話やジェスチャーを使うコミュニケーション方法です。
お互いの意志が伝えやすくなるので、『何で泣いているかわからない!』
ということがあまりなく助かっています。

基本的な形はありますが、双方が分かってコミュニケーションが
とれれば良いので、決まりはありません。親や周りの人が普段の語りかけに
手の動き=ベビーサインを添えるだけで、赤ちゃんもそれをまねて、
お手てで自分の意志を伝えられるようになります。

例えば、娘は、食事の時に、
自分が食べたい物を指差し『こぇ』と言い、
両手をつぼめてちょんちょんした(もっと)後に、
右手を伸ばして(ちょうだい)とサインします。

家の前の道路を通る緊急車両のサイレンが鳴ると
『ん!』と言いながら、耳に手をあて(きこえる)とジェスチャー。

外に行きたい時は、『くっく』と言いながら、
両手でげんこつを合わせる(くつ)のサイン。
などなど。

でも、最近頻繁にやる”揉み手”は、
何を伝えようとしているのかが分かりませんでした。
まるで時代劇の商人のように小さな手を重ねて、もみもみ。
おねだりすぐような目つきでやり続けます。
何だろうね?と夫や息子と気にかけていました。

先日外食した際、息子がもらったお菓子を見て、
娘がこの”揉み手”をしました。
そこではたと気がつきました。

これは、娘の(おやつ)のサインだ。

そういえばお昼前のお腹がすいた時や、食後にもやっていたなぁと
思い出しました。
娘にとっては、私たちがしていた、右手の人差し指で左手のひらを
数回ぐりぐりと回す(おやつ)のサインが揉み手に見えたのでしょう。

”揉み手”の動作だけを見ていたから、なかなか気づくことができませんでした。
ひとつの事だけにとらわれるのではなく、前後の流れや、
状況を観察することが大事だなぁと改めて感じました。

ちなみに、食後は毎回するこのサイン、
息子いわく、「デザートが食べたいんだよ」。
夫いわく、「女の子だもんね、デザートは別腹だもんね」。
娘も分かってもらえたと満足顔。
おやつの回数がさらに増えそうです。

次は東京のひらさわきょうこさんにバトンを渡します。
今回もどんなお話が聞けるか楽しみです♪

千葉県/藤田和枝 






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