ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

ミッション・ポッシブル⁈


こんにちは、群馬のともどんです。

ちょっとした意識の置き方で気持ちが変わるという杉本さんの話。
なるほどな〜と思いました。

それにしても、連日暑い日が続きますね。
そんな中、暑さを逃れて、すこし涼しい(?)体験をしてきましたので
皆さんにも御裾分けしたいと思います。

8月に入って最初の週末。夏休み中の高1になる娘と、高2になる姪っ子を連れて北海道に行ってきました。
この2人、齢が近いことも
あり、小さいころから仲の良い従妹同士。
どちらからともなく、夏休みに一緒に旅行することを計画し、その大義
名分として大学のオープンキャンパスを選択したようです。
そしてそのターゲットとなったのが「少年よ大志を抱け」で有名な
クラーク博士がいた北海道大学。
このしたたかな計画に無下にNGは出せず、しかしながら、この2人、無類の
「ドジ子ちゃん」達なのだと母たち。2人だけでは無事行って来れるとは
思えないと。
かくして、双方の母親で相談。土地勘があり、JK(女子高生)を無事に
引率できるであろう私が同伴するという条件でOKを出したという訳です。

さて、ここからがミッション(珍道中)のスタート。

まずは、出発の日の朝。東京までの新幹線が停電のため不通というニュース。
出発は午後なので大丈夫かな〜と楽観していたのですが、影響は午後まで
残り、定刻から10分遅れで出発した列車が東京に到着したときには
遅れは40分に拡大していました。とにかく羽田空港まで急ぎ、手荷物検査
へ。最初にモデルとなって私がX線を通過、続いて娘、そして姪っ子。
と思った瞬間、姪っ子だけ、どこかに連れて行かれます。
「なに?なに?」と娘と顔を見合わせる私。
なんと飛行機の出発時間まで15分を切ったということで、オペレーションが
航空会社の担当になったとかなんとか。(遅れた人)専用の検査所に連れて
行かれたのでした。

何事もなかったかのような顔の姪っ子と合流し、いざ機内へ。

こんどは「携帯が無い!」と騒ぎ出します。先ほど待合室でこれから乗る
機体を撮影していたのは目撃してましたが、本人はリュックをひっくり返す
勢いで探しています。既に扉は閉められていて今更待合室に戻れません。
すると、お勉強用に持ってきたノートに隠れるように携帯が出てきました。
ほっ!とすると同時に『ドジ子の本領発揮か?』という言葉が頭を過ります。

その後は、意外にも何事もなく、最終日。

札幌から新千歳空港まで、予定したより早い列車に乗れそうな予感です。
「さあ、切符を出して!」と声をかけると、こんどは娘が「切符が無い」。
責任を持たせようと全ての行程の切符は各自に渡してありました。
そのうちの札幌〜新千歳空港間だけないというのです。
1本列車をやり過ごし探しましたが出て来ません。しかたがないので
千円程の切符を自分で買わせ、あとは空港でお土産を買って帰るだけ。

何とか家まで帰って来ると母2人が待っています。
そして姪っ子が母である義姉に向かって駆け寄りながら、
「ママ、ただいま。無事に帰って来たよ〜。帽子失くしただけ!」
そして「そう、それだけで済んでよかったね!」と義姉。
『えぇ〜、帽子、失くしてたんだ。初めて聞いた』と思いながら苦笑いの私。
「本当に2人を無事に連れて帰ってきてくれて、ありがとう」と義姉から
お礼を言われ、完璧主義の私としては、気負いが抜けていく思い。

なーんだ、『無事』って、それで良かったんだね。

思えば、確かに北海道は涼しかった。ただ、それ以上に、ところどころで
冷や汗をかいた旅でした。

さて、次は明石のりえちゃん。宜しくお願いします。

群馬県/長橋良智






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