ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

情けない話


こんにちは。明石のりえです。
ともどん、北海道お疲れさまでした。ただ無事を喜んでもらえるって嬉しいなーなんて思いました。

さて、今回は情けない私のお話です。
電車での十数分間の出来事。

ある日、私が電車に乗り込むと私の後から乗ってきた・・高校生?
いや、よく見ると中学生?ぐらいの女子達8人。
海水浴帰りなのか日焼けして真っ黒。
彼女達は、疲れていたのかいつものことなのか、どさっと1人が座り込むと後の7人も座り込みました。
ドアの前の空間に円になり、いわゆるヤンキー座り。
久しぶりに見る光景。

わーこれって、いかんよなーと思う私。
何がいかんのか?

まず迷惑かどうか。
お客さんはいるものの今のところ迷惑にはなっていない。
ただ見た目に悪い。
問題は、駅につきドアが開いた時だよね。

まずは1つ目の駅につき・・。
お客さんが降りる・・にもかかわらず立とうとしない彼女達。
2人のお客さんは彼女達を少しよけて降りていかれた。

私の心の中で悪魔と天使の声がする。
天使「これ注意するべきだ!」
悪魔「いや、今そんなに迷惑じゃなかったしなー。」

そのうち、その彼女達の中の一人が、自分の前に立っていた男子の肩からかけた鞄が顔の前でぶらぶらして当たることにイライラしだしました。
彼女が立てばその鞄は当然当たらない。
男子も彼女達が座っているから、鞄を避ける場所がないのです。
最初は「もう、じゃま」とか言って笑っていたのですが
とうとう我慢できずに男子に向かって言いました。

彼女達「鞄、じゃまなんすけどー。」
男子「・・・。」 聞こえないのか知らん顔。
女子達「鞄、じゃまなんすけどー。」
男子「・・・。」 やはり聞こえないのか知らん顔。


顔に鞄があたっていた彼女は我慢できず立ち上がって場所をかえ、
その子につられ3人が立ち上がりました。
私は、心の中で
「やっとわかったか・・。立てばいいんだよ。君たちが場所を占領してるからやん。」
ちょっとほっとする私。
しかし、すぐにまたしゃがみこむ彼女達。

そうこうしているうちに目的の駅に到着。
ここは、乗り降りが多い駅。
彼女達の一人が
「邪魔やから立たないと!」
私「えっ ここでその言葉か!」
そして、立ち上がる彼女達。
私、「わかってるやん。迷惑なこと。やっぱり自分で気付ける子達なんや!」
と嬉しくなる私。
すると、さっきのイライラしていた彼女が電車から降りた鞄の男子に
捨て台詞のように
「死ね!ぼけ!」と暴言を叫んだ・・・のでした。

頭真っ白で何にも言えず、すごすご電車から降りる私。
邪魔やから!と言った彼女に「よく気付いたね」とも言えず
暴言をはいた彼女に「それは、よくない!」とも言えず。
ものすごく、情けない気持ちでその電車を後にしました。

ダメなことはダメ!出来たことは、よくできたね!
と言える大人になぜなれない!!

その場で彼女達に何にも言えなかった私。
なんだか情けない気持ちでいっぱいになりました。
ある夏の日の情けない私の話でした。

次は、岡山のとよたさん!!よろしくお願いします。

兵庫県/はせなか りえ 





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