ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

日当たり


みなさま、こんにちは。
群馬のともどんこと長橋です。

杉本さんの「自分のコントロール」、難しそうですけど トライしてみる価値はありそうですね。

さて、私はこの週末、台風26号の爪痕の残る「赤谷の森」に行ってきました。 赤谷の森は群馬県と新潟県の県境に広がる約10km 四方の国有林の森です。 ここでは国と地元の有志と自然保護団体が三者共同 で森を守るプロジェクトが 進んでいます。 その森で、自然観察指導員さんを交え会社の同僚と 自然観察会を行ったのです。

林道を進んで行くと、道の両側から木々が覆いかぶさるように茂っています。 紅葉には少し早いらしく色づいている葉はまだ疎らです。 でも道のいたるところに、キノコが生えていたり、 山栗やどんぐりが落ちていたりと、秋は着実に深まっているようでした。

とあるところまで来ると、大きな小楢(小さめのどんぐりがなる木)が、根元付近からポッキリ折れて倒れています。台風の影響です。 直径40cmはあろうかという幹を折ってしまう台風の凄さに驚きながらも、この木のどんぐりを頼りにしていた森の動物たちも困るだろうな、などと考えていると、自然観察指導員さんが、それを察したように、意外に冷静に 「これも、森にとっては大事なことなんですよね 〜」と。
理由を聞いてみると、今まで空を覆い隠していたこの木が倒れたことによって地面に日光が当たるようになり、今まで成長できなかった背の低い別の木が育つようになるのだとか。
見上げると、木のトンネルにポッカリ穴が開き、光が差し込んでいます。こうやって森は世代交代を繰り返して行くのだそうです。

そこまで話を聞いた後で、我が家に居る高1の娘のことが頭に浮かびました。大学生になったお兄ちゃんが一人暮らしを始め、 やっと自分の番が来たとばかりに思い切り、家で羽を伸ばしています。 自分の勉強部屋もあるのですが、リビングのテーブルを独り占めして、そこで勉強するので、テーブルには、いつも教科書やらノートやらが散乱しています。

食事の度に母親から「早くテーブルの上を片付けて! ご飯になるから」と言われ続けていますが、本人は余り気にしていないようです。 むしろ、解らないところが出てきたときに、母や父 にすぐに聞けるので都合がいいのでしょう。 でも、あまり度が過ぎると、ときどき母親に全て放り出されていますが。

日当たりも良くなった分、風当たりも強くなったという事でしょうか。
そんな時、父は見て見ぬふり。それで育つなら、それはそれでいいか、と。
娘に甘いと、怒られてます(笑)。

さて、次は明石のりえちゃんです。ヨロシク!

群馬県/長橋良智 





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