ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

思いがけないクリスマスプレゼント


海藻さんからバトンを引き継ぎます、川崎在住の杉本です。

海藻家の家族会議、いいですね〜
皆で意見を出し合いながら決め事をすると、家族のチームワークもさらによくなりそうです。

さて今回は、私の心が「ほんわか〜」と温まったお話をしたいと思います。
私は自分の子供たちが卒園した幼稚園でお手伝いをしています。
毎月行われるお誕生日会で、子供たちが歌う歌の伴奏をしているのです。
四季折々の童謡や唱歌などもあって、「そういえば、私も小さい頃歌ったな〜」と、
懐かしく思い出しながらピアノを弾いています。

年少さんの園児たちは、とにかく元気いっぱい!
お腹の底から思いっきり声を出して歌ってくれます。その分少々音程は??
ですが年中、年長と進んでくると音程もしっかりして、情感のこもった歌い方に変化してきます。
そんな中にも、子どもたちの成長を垣間見ることができます。

お誕生日会のエンディングには、私が選んだ曲を弾かせてもらっています。
今日の子供たちはなんだかとっても元気だな〜と思ったらアニメの曲だったり、
ちょっと静かだな〜と思ったら、クラッシックぽい曲だったり、
その時々に応じていくつか用意もしておきます。

今月はクリスマスの月。エンディングを何にしようかな?と考えて、
やはりクリスマスはディズニーかしら・・と思い、皆がよく知っているミッキーマウスの曲にしました。
子供達にはおなじみの曲なので、イントロを弾き始めたら子供たちは口ずさみはじめます。
そしていつしか大合唱になり、先生の「皆さぁん〜教室に戻りますよぉ〜」のマイクの声も聞こえないくらいです。
子供達の笑顔と大きな歌声が響き渡ると、私も嬉しくなって「今月も喜んでもらえてよかった〜!」と心の中でガッツポーズです。

ピアノを弾き終わって、さて帰ろうかな〜と思った時、
突然男の子がススッ〜と寄って来て、「ありがとうございました!」と大きな声でいいながら、
ペコっとお辞儀をしてくれました。
もうこのお手伝いは3年くらいやっていますが、こんなことは始めて。
私もちょっとびっくりして、「えっ、、どういたしまして!」といいながら、
あわててお辞儀をしました。
そして「じゃあまたね!」といわれて、私も思わず「またね〜」とピースしました。

お〜なんてかわいいことでしょう。そしてなんと嬉しかったことでしょう。
私がこのお手伝いを続けているのは、ただただ子供たちがかわいくて、
そして自分も好きだからこそのことです。
でも、今月のように「ありがとう!」ってかわいい声で言ってもらえたら、
嬉しさ×100倍以上になって、
「どんな曲だったら、もっともっと子供たちに喜んでもらえるかな〜」っと、
増々がんばろう!という意欲が湧いてきます。

なんだかとっても幸せで、素敵なクリスマスのプレゼントをもらったような、
そんな気持ちになりました。

来週はどこかサンタさんにも似ている気もする・・群馬のともどんにバトンを渡します。

神奈川県/杉本真紀




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