ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

目標を掲げてみたら…


こんにちは。東京都世田谷区在住の平沢恭子です。
かずぱるさん。お嬢さんの「役に立ててうれしい」という気持ちが、あふれるくらい感じられて幸せな気分になりました。ご家族のお嬢さんに対する反応も、愛がいっぱいでステキですね♪

さて、私は今年の目標についてお話したいと思います。
私が年初めに決めた目標、それは「一日一爆笑」です。一日に一回、必ず子どもを笑わせる! という目標を年初に掲げました。
理由は、昨年は例年になく忙しく過ごし、知らないうちにため息をつくのが癖になっていて、それを夫に指摘されたからです。
言われてみると、「は〜」とため息をついてドンヨリしたり、時間に追われてイライラして怒りっぽくなっていたことに気づきました。
子どもたちも、暗い顔で怒りっぽくなっているお母さんなんていやだろうなと思っていたとき、たまたま新聞で、「子どもをいかに笑わせるかを考えて過ごしていたら、イライラ子育てが一転、ニコニコ子育てになった」という記事を読み、
「よし! 今年は一日に絶対1回は、子どもを笑わせるぞ。しかも爆笑だ〜!!」と、固くこぶしを握って心に誓ったのでした。

さて、目標を掲げて、早一か月がすぎようとしていますが、子どもをいかに笑わせるかを考えて過ごしていたら、気持ちが曇天の日々から、気分爽快の快晴に! というくらいの変化が起こりました。
その理由は、私が怒ったり説教したりすることが激減したからです。

今までは、仕事から帰ってばたばたと夕飯を作っているときに、機関銃のように「ママ、お茶っ」、「ご飯、まだ〜?」、「おやつ、食べていい?」という子どもたちに、「ちょっと待って! 今、作ってるでしょっ 」とイライラしながら返事をしていたのですが、
先日は、「ママ、お茶っ」と言われたときに、すかさず「そんなこと言っていると、妖怪がでてくるよ。なんか、よ〜か〜い?」とダジャレで返してみました。
すると、次男は目をキランとさせて、「そんな妖怪、いないもんね〜」と足をパタパタさせて面白がって、そのあとは長男も巻き込んでダジャレ三昧に。ご飯ができるまで楽しく過ごせました。

また別の日は、帰宅すると冷蔵庫はあきっぱなしになっていました。どうやら長男がうっかり閉めずに出かけたようでした。
いつもだと、長男が帰ってきたらすかさず「あのさぁ!」と説教を始めたのですが、今回はぐっとこらえて「これで笑いをとるにはどうするか?」と考えました。そして、長男が帰ってきたときに、“あたりまえ体操”の替え歌で
「今日、家に帰ってきたら〜♪ 冷蔵庫の扉が開いてたっ。なさけない体操〜」と踊りながら歌ったら、長男は一拍おいてバツが悪そうに、「はいはい、ごめんね」と素直に謝りました。
これをガツンと説教から入ると、
「俺じゃね〜よ」とか「はいはい、おれがバカでした」と素直さのない言葉がよく返ってきて、『まったくもう。わかってんのかしら。逆切れしないでよねっ』と、嫌な気分になり、その後も重い雰囲気が漂うのですが、
今回は事実をストレートに受け取ってもらえた感じがして、伝えたあとの空気感も軽く、その後も穏やかに過ごすことができました。

私のそうした態度の変化に子どもたちも最初のうちは「ママが変〜!!」と不気味がっていましたが、最近では、私のお笑い魂の認知度が高まってきたのか、ボケとつっこみが飛び交う会話が多くなりました。
このあいだも突然、次男に「ピカチューとかけまして〜」となぞかけのお題を出されたので、私が「ママととく。そのココロは、どちらも雷が落とすのが得意でしょう」といって、「悪こことすっと、雷落とすぞ〜!! ピ〜カチューーッ」と雷ポケモンのマネをしたら次男は大喜び。
その後はまたまたみんなして、なぞかけ三昧を楽しんだのでした。

そんなこんなで、家庭の雰囲気がぐっと明るくなりました。今では、怒ったり、説教をするスイッチが入りそうになるとに、『あれ?なんか居心地悪いぞ』という気持ちが先にたつようになり、お笑いスイッチに切り替えがきくようになってきました。
私はお世辞にもノリが良い方ではなく、面白いことを言うタイプでもないので、笑いをとる(しかも爆笑)となると、ものすごく努力して子どもの笑いのツボを模索し、機会を逃さないよう注意を払ってなければなりません。
ノルマ達成率を高めるために切磋琢磨している今では、ため息をついている暇も怒っている暇もないのです。
そんなわけで、きっと今年の年末には、私はお笑い芸人顔負けの笑いの達人(我が家限定)になっていることでしょう。

それでは、次週もどんなお話が聞けるのか、楽しみにしてます〜。

世田谷区/平沢恭子 




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