ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

私が今思うこと


皆さん、こんにちは。埼玉の島です。

濱田さんのお義父様は、愛情深い、優しい方だったのですね。
お義父様の孫を思いやるお話を読んでいて、昨年亡くなった父を思い出しま
した。
子ども達が幼稚園の頃、夏休みになると、毎年実家に遊びに行っていました。
無口な父でしたが、私たちが来ると、とても喜んでくれて、長男を肩車した
り、動物園に連れて行ったりと、孫とよく遊んでくれました。今では良い思
い出です。

さて、今日は、あるスーパーの店員さんの対応に、わが身を振り返った出来
事について、書きたいと思います。
ある日、私は、スーパーで、必要な食材を買い終わり、レジで精算しようと
した時に、卵を買い忘れていることに気づきました。このスーパーには、年
に2〜3回しか買い物に来ないので、卵売り場の場所がわかりません。カー
トの2つの買い物かごには買い物した物が一杯で、この重いカートを押しな
がら、売り場を探すのは嫌だなと思っていると、近くに作業中の店員さんを
見つけました。その店員さんに、卵売り場の場所を尋ねると、「こちらです」
と快く案内してくれました。近くなのかなと思いながら、その店員さんにつ
いていくと、出口とは反対方向の店の奥に入っていきます。なんと、卵売り
場は、私がいた位置からは、ほぼ対角線上のもっとも遠い場所でした。
言葉では伝えにくい場所ではありますが、、その場所まで親切に案内してく
れた店員さんには、何度もお礼を言いました。

こうして、手間と時間を惜しまずに、誠意を持って、丁寧に案内してもらう
と、感謝の気もちとともに、売り場の場所はしっかりと、私の頭の中に入り
ました。

そういえば、私は、子ども達に、普段使わない封筒などの置き場所を聞かれ
た時に、どうしているのだろう?
忙しく夕食を作っている時などに聞かれると、言葉で説明しますが、忙しい
時に限ってうまく伝わりません。

「リビングの窓側の扉を開けて、上の方の引き出しの中よ」

「えー、上の方ってどの引き出し。わからない」

あちこちの引き出しを開けて、やっと見つけることになりますが、見つける
まで、私も気になります。探しても見つからない時は、結局、そばまで行き、
ここにあるでしょと、少しいらいらしながら、教えることになります。
これって、かえって二度手間ですね。

そこで今は、物の置き場所に限らず、子どもが家庭でのやり方をわからな
いで聞いてきた時には、店員さんを見習って、最初から、丁寧に、わかるよ
うに説明したり、行動で示したりするようになりました。
というのも、子どもが聞いてきた時が、そのことに対して、一番関心を持っ
ている時で、忘れずに覚えていることが多いことに気づいたからです。

そう遠くない時期に、子どもたちはわが家から独立していきます。だからこそ、今、共に暮らす子どもが関心を持っていることに、親として、誠実な関心を寄せていきたいと思いました。
家族が気持ちよく一緒に生活していく上で大切なことを、覚えていてほしいと思うので、できるだけ手間と時間を惜しまずに、これからも子どもの
わからないに応 えていこうと思います。

それでは、次のバトンを、東京の佐藤さんに渡します。
佐藤さん、よろしくお願いします。


埼玉県/島葉子 






No. PASS