ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

まずは母から・・・


こんにちは、神奈川の杉本です。
クリスマスまであと1か月。待ち遠しいと言わんばかりに、街中はもうクリスマスモード満載です。
最近はご近所でも、趣向をこらしたイルミネーションで、玄関やベランダを飾っているお宅も増えてきました。今年もこうやってあっという間に過ぎていくのですね。
「忙しい、忙しい!」と言いながら日々を過ごしている私。子どもの時はどうだったのだろう? 佐藤さんの息子さんのように、その時を味わい尽くしながら生きていた瞬間があったのだろうか?
もしあったとすれば、それはとてもとても素敵な時間だったのですね。

さて親というのは子どもが幾つになっても、先の事が心配になる存在のようです。
実家の母親なんて、「あなたももう歳だから、定期検診はまじめに行かないとだめよ!」なんて、
自分の歳の事はさておいて、しょっちゅう電話がかかってきます。
有難いと言えば有難い事ですが、さすがに頻繁に言われると
「も〜ぉ、わかりましたから!」と少々うっとおしくなります。

我が息子も来年就職活動が始まります。就活解禁日は遅くなっているのですが、
そうはいっても企業によっては、例年通りのペースで採用を始めるところもあるとか。
友人の息子さんは夏休みにインターンに行って、企業の方とすでに顔見知りになったとか。
大学では就活に向けた様々な研修会を沢山やっているとか。
そんな「噂話」を耳にした私は、あまり積極的に活動らしい事をしていなさそうに見える息子が気になってしまい、
日に日に心配モードが膨らんでいくのでした。

さらに私の心は勝手に就活まっただ中へと突入していきます。
「質問されて、うまく対応できんのかしら」
「集団面接なんて、一言も何も言えずに終わるんじゃないかしら」
「不採用ばっかり続いて自己否定の塊になっちゃったりしてぇ・・」と。
ほうっておいたら湧いてくる、湧いてく、心配が泉のように。

そして私の器から溢れてしまった時、こう言ってしまいます。
「ねえねえ、あなた。大丈夫なの?」
さらに止まる事を知らず、「あのね、今の就活事情って、実はこうらしいよ」
「○○さんですら、△△なこと言われてすごく落ち込んだそうよ」と、分かったように言いまくってしまうのでした。

ある日、そんな私の話を黙って聞いていた息子がひとこと。
「母さん。母さんより俺、いろんな事わかっているし、聞いているし。
俺なりには色々考えてんだよね」
「あ〜、やっちゃった!」息子を心配しているふりして、
実は自分の心配を何とかしたいがための口出しを。

あなたは息子にとってどういう母でありたいの?ともし聞かれたら「私の心配を押し付けるのではなく、彼を応援できる母です。」と答えたいのに。

この先がどうなるかなんて、誰にもわかりません。
大事なのは「今」の彼を受け止め、信じて応援する事。
私の「理想の母親像」はそうなのですが、まだまだ発展途上です。
まずは母としての私の心構えから、見直していかないといけないようですね。

お次は群馬のともどんです。そちらはもう随分、寒くなったかな?

神奈川県/杉本真紀






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